抽象画 | 脳卒中(脳幹出血)医師 moonkikicocoのブログ

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約72歳。12年ほど前に脳幹出血で倒れました。合併症はたくさんありますが、何とか生きています。つまらないと思うかもしれませんが、愚痴っぽいブログですが、よろしく。

 最近面白い話を聞きました。それはなにかといえば、隣の国で起こったらしいのですが、抽象画を中心にした展覧会で生じたらしい。大きな抽象画(ペイントも前に置いてあったらしい)に、あるカップルが、ペイントを塗ったらしい。どうやら、観客参加型の絵だと思ったらしい。その抽象画¥50000 ぐらいするらしい。そこで私は思うのですが、以前から不思議に思っていたのです。一体抽象画は何の共有感があるのでしょう。

 私は絵が好きです。超細密画や具象画、半具象画ではなんとなく作者の意図が解るのですが、抽象画だと良く解りません。一度だけ抽象画を描いたことがあります。思いのたけを、色と形にぶつけてみたのですが、出来上がったものは、なんとも不細工で誰も気にしませんでした。

 思うに絵という道具は、感情の共有にあまり良いものではないのかな。しかし確かに、ピカソやミロ、ダリ、の絵は人に感動を与えます。長らく感動を与えます。実際に私の幼少時に見たピカソの絵は、それ以後の私に強い影響を与えたと思います。

 小学校の時に英語塾に行って、そののちは暇だったといいましたね。ドイツ語のラジオ講座を聞いていました。その傾向は、大学生になっても同じでした。もちろん医学部に入ってからは、英語が主流で第二外国語はドイツ語でした。しかしその中でも耳にやさしいフランス語にあこがれて、独学し、やがてサン―テクジュペリの(星の王子様)を原文で読むまでになりました。その後理由はわかりませんが、古代ギリシャ語の勉強をして、大抵のギリシャ語は読めるようになりました。独特のギリシャ文字を一時期ペンネームにしてもいました。

 予定通り5月10日ワクチンを打ってきました。接種は麻痺側だったので痛くはありませんでした。2回目は31日です。これで一週間もすれば、コロナにかからないか、かかっても軽症です。