今日は雨。
 
 
昨日は曇り。
 
 
 
私の心もこの空のようです。
 
 
 
 
ここ数日
アートが恐くてたまりませんでした。
 
 
 
SNSに作品をアップしたけれど
まわりの反応はイマイチで…って、
そんなことに一喜一憂したのもそうですが
 
 
 
自分の理想とするものがあるのに
その理想になかなか到達出来ていない。
 
 
 
同じ時期に始めたアーティストさんは
メキメキ上達しているのに
自分は全然上手に描けていない。
アイデアもない。
 
 
 
なんて下手くそなんだろう私。。。
 
 
 
ここまでどっぷりハマってしまって
アートが恐くなっていました。
 
 
 
「わぁ~なんてキレイなんだろう!」
 
 
って純粋に自分の描いたアートを
受け入れることが出来ていた
あの時の私はどこへいったの?
 
 
 
自分で自分の作品を
褒める事も出来なかった私が
このアートに出会って
 
 
 
唯一、ちゃんと自分の作品を受け入れて
許して褒めてあげることを
初めてできたのに。
 
 
 
あのキラキラした私の心を
どこに置いてきたんだろう?
 
 
 
孤独でした。
 
 
 
アートに向き合えず
かといって描くことをしなければ
置いてきぼりになってしまう?
 
 
 
 
 
置いてかれる
 
 
下手くそのまま
上達しないかもしれない
 
 
見てくれている人が一人、
また一人と離れていくかもしれない
 
 
 
 
 
置いてかないで
 
置いてかないで
 
 
 
 
 
 
こんな感情が私の頭の中を
渦巻いていました。
 
 
 
かと言って、
無理やり描くのは症に合わない。
 
 
 
 
だから
 
 
 
 
向き合えないから
向き合うことをやめてみた
 
 
 
向き合えないなら
向き合わない
 
 
 
をやってみた。
 
 
 
 
これでよし。
 
 
 
アートと向き合うのをちょっと一時停止して
その代わり、ゆっくり本を読みながら
自分の感情と向き合ってみた。
 
 
 
すると、出てくる出てくる。
 
 
 
今のわたし
自分軸じゃなく他人軸になってる
 
 
 
ブレブレだ…
 
 
 
何を軸にしていたんだ…
 
 
 
 
誰もやってないことをやり続けるのは
一人でやり続けるのは
そりゃ寂しいよね
 
 
 
孤独だよね
 
 
 
もしかしたら
ピカソやゴッホも
孤独だったんじゃない?
 
 
 
バッハやモーツアルトみたいな音楽家も
いつも孤独との闘いだったんじゃない?
 
 
 
それでもひたすら闘い続けて、表現し続けて
表現して表現して表現し続けた末に
 
 
 
世紀を超えて
世界中の人々が心を動かす
あんな独創的な絵画や
美しい音楽が生まれたんじゃない?
 
 
 
 
 
だったらこの感情は
通過して当たり前の感情なんだ。
 
 
 
アートしてなかったら
こんな感情も
味わう事ができなかった。
 
 
 
世界レベルのアーティストとは
比べ物にならないけれど
そんな何かを生み出してきた人物たちは
きっとこんな感情だったに違いない
 
 
 
孤独だったに違いない
 
 
 
と、時代を超えて感じられる
歴史上の人物たちと
見えない次元で通ずる想い。
 
 
 
 
幸せいっぱいななかで生まれるアート
苦しさのなかで生まれるアート
寂しさのなかで生まれるアート
 
 
 
こんなにも心を駆使して
生み出される作品であるならば
どれをとっても美しいはず。
 
 
 
誰にも評価なんてできないはず。
 
 
 
誰も踏み入れることなんて出来ないはず。
 
 
 
唯一感情を与えられている人間ならば
この感情を、思う存分に味わうことを
神様は既に許可している。
 
 
 
いろんな感情のなかで生まれる作品でも
いいんだよってことを
私も自分に許可しよう。
 
 
 
どんな感情も
当たり前に感じるようになってるってことを
いい加減ちゃんと心得ておこう。
 
 
 
 
 
 
 
 
そう思ったら
いまの私は
 
 
 
アートの手を止めてもいいし
描いてもいいし
どっちでも良いんだよって思えて
心がストンと楽になりました。
 
 
 
手を止めることで
見えてくる感情がある。
 
 
 
そんなことを思った
昨日の出来事でした。
 
 
 
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.
.
 
 
 
最後にあの有名映画のワンシーンを…
 
 
 
 
-「私、前は何も考えなくても飛べたの。
でも、今はどうやって飛べたのか
分からなくなっちゃった」
 
 
 
”そういう時はジタバタするしかないよ”
  描いて、描いて、描きまくる”
 
 
 
 
-「でもやっぱり飛べなかったら?」
 
 
 
”描くのをやめる。
 
散歩したり景色を見たり
昼寝したり、何もしない。
 
そのうち急に描きたくなるんだよ”