こんにちわ
お久しぶりの投稿です。
というのも、アーティスト活動をしながら
感じるものが色々あったからです。
ワークショップで技術を教えたり
オーダー制作をしている中で
どうやら自分は外的な技術うんぬんよりも
人や自分の心の動きにフォーカスしていて
自分がどんな思いでアートを描くのか
オーダー制作を依頼してくれたオーナーさんは
どういう思いでサロンを立ち上げ
お客様にどうなってほしいのか
どんなサロンにしたいのか？
淡々と作品を作るよりも
人の想いの方が気になっていることに
改めて気付いたからでした。
そうしてあちこちから情報が入る中で
コンタクトをとった
一人の起業家さんがいたのですが
やりとりしていく中で、私の事を
「もしかして繊細さんですか？」
と言ってきたのでした。
「繊細さん？」
日本では
また新しい言葉が流行しているのかな？
と気になって聞いてみると
どうやら日本では
”繊細さん”という人向けに
たくさんの本やサービスが
出始めているというのです。
よくよく知ってみると
１０年前、私が心身ともに大変になった時、
お世話になった先生が差し出してくれた本
「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」
という本で紹介されている
Highly Sensitive Person (HSP:人一倍敏感な人)
そのHSPを尊重して
「繊細さん」と呼んでいる
ということが分かりました。
当時の私は、
自分が人より敏感で
人より繊細だということを
気質だとも
生まれつきだとも思っていなかったので
それはそれは
苦しい時間を過ごしてきたのですが
こうして今になってHSPという存在がいることが
当たり前に知られるようになり
繊細気質こそ生かすべきだと言われ
周りの目が気にならなくなった今だからこそ
心の中に、ひとつの強い思いが湧いてきたんです。
今こそ繊細さを生かし、発信していく時だ と。
１０年前、ＨＳＰの事を発信していたとしても
きっと誰にも理解されなかったかもしれない。
当時は敏感な人について書いている本が
その本しか無かったからです。
そして何より自分の繊細気質を
受け入れる器がなかった。
いっぱいいっぱいだったから。
でも今なら安心して発信できる。
変わってるね
気にしすぎだよ
いちいち考え過ぎない方がいいよ
そう言われて
変わった人扱いされてきたけど
いろんな事を乗り越え
繊細さを生かし転換してきた今だからこそ
ようやく受け入れられるようになった気がします。
自分は、繊細気質なんだ
って事を。
実際私を星読みしてみると
見事に"繊細の星"を持っていて
今まではそれを生かせず
ただただ苦しみでしかありませんでした。
でも時代は大きく変わり
風の時代、いわゆる
個性を最大限に生かす時代背景や
海外で表現活動をすることを通して
ようやく自分が
生き生きと生きられるようになってきたのを
身をもって感じています。
先に紹介した起業家さんが
わたしに言って下さいました。
「あなたのアートは
ただのインテリアアートなんかじゃないですよ」
「世界中の繊細さんを
救えるかもしれないアートなんです」
って。
涙が出そうでした。
誰よりも繊細な私が人を救う？
そんなこと言われたのは
生まれて始めてでした。
ただ私が
自分と同じような繊細さんを救っていくには
自分が繊細さんだと公表する必要があります。
希望に満ちていた私は
その時「できます」
と返事をしたのですが
返事をした手前
生活していく中で
立ち止まることが何度もありました。
周りの人に知れてしまったら...
余計に気を遣われてしまったら...
被害者意識と思われたら...
HSPならではのいろんな思いが湧き
モヤモヤとした一月を
過ごしました。
でも考えれば考えるほど
アイデアが降りてきたり
いろんな人を通して
気付きがあったり
確信に繋がるような環境ばかりが
私に廻ってきたんです。
そうしたら、
「あ、わたし
もう大丈夫かもしれない。
自分が繊細さんだって、
ちゃんと公表して
発信していけるかもしれない」
って、スっと楽になったんです。
だからブログのタイトルも
変えてみることにしました。
繊細の星をもつＨＳＰとして。
心身共にボロボロだった過去から
結婚し、いまや子育てをするまでになった
繊細ママとして。
繊細さが通用しなかった海外在住者として。
私のように繊細さんとして
日々一生懸命生きている方々や
繊細さんでなかったとしても（非・繊細さん）
私の心の気づきや感じるものが
世界のどこかの誰かに届き
あったかい気持ちになれることを願い
ここに意思表示を記してみました。
暑苦しい思いの丈を綴ってしまいましたが
最後までお付き合い下さり
ありがとうございました🌱
Cayo
