というわけで丸坊主にして頭に手術痕のライン禿を入れた状態で高尾山に登ってゆく

事前に調べたところでは高尾山には何種類かの登山コースがあり、心が15歳の私は沢コース(小川の脇を石を渡りながら登るワクワクコース)を楽しみに高尾山に入山したのですが、神社の手前までゴンドラに乗ったところ、どうやら沢コースはすっ飛ばした模様。
ゴンドラの終点から神社まで20分、そこから頂上まで20分というゆるーい登山となった。途中、長男が空腹のため登山不能になったのでラーメン屋(蕎麦屋ではない)に入って八王子ラーメンを食す(山価格、食材運搬費込み)。八王子ラーメンには、通常であれば長ネギがいる位置に玉ねぎのみじん切りが乗っているという情報を事前にテレビで知っていたので、そのことを情報通ぶって家族と話しながら麺をすすってゆく。オーソドックスな醤油の東京ラーメンといった感じでとても美味しかった。また食べに登りにこよーっと(近所みたいに言うな)

神社に参拝して、神社の脇道から登山を再開する形で山頂を目指す(常にテッペンだけを見ている男)。上っているはずなのに途中下り坂になったりと、アップダウンのある道で、甘く見ていると意外と心臓に来る(脳は大事にね)。途中、悪ふざけで妻に「救急車要請っ!」といったら、「実際に病気してるし本気か冗談かわかんないんだから」とガチめに怒られる。
山頂につくとちょっとした広場になっており、多くの方が登頂した余韻にひたってなごんでいらっしゃる。その中にまじって売店で子供はジェラート、私は玉こんにゃくを買って七味をかけてぱくつく。
山頂からは富士山がけっこうな迫力で近く見え、空気も澄んでいて感動した。

==新年の始まりに、たとえ親戚が止めるのを振り切ってでもブラジルの人に伝えなければならないことまとめ==

・今年も私の体調は相変わらず良い。

・八王子ラーメンには長ネギではなく刻んだ玉ねぎが入っている

・玉こんにゃくに七味は合う