うちの会社は現在60歳定年。そこから、65歳までは希望すれば、再雇用となって嘱託社員になる。年次更新だけど、余程のことがなければ、65歳まではいられる。

役職定年というのもあるが、運良く定年まで管理職をやってる人もいて、その人たちは60歳で定年退職を迎えることは全員知ってる。
なので、この手の管理職は、ひたすら権限があるうちに、将来上司になるであろう、上司でなくともまだ正社員で残るであろう部下たちに、好印象を与えまくる。
評価は自分の権限でできることを全てやる。
でも、結局のところ、嘱託社員となったその日から、さん付けで呼ばれるようになり、誰も彼の意見なぞ聞かず、誰も持ち上げてくれない。

サラリーマンほど、59歳と60歳の差が激しいものはない。
1歳で価値は変わらないはずなのに、その差は、赤ちゃんの時の1歳に匹敵する。

よく、今までの部下が上司になることを嘆く投稿を見ることがあるが、そっちは、まだ、事前対応が少しはできる←効果はさほどないとはいえ。
悲惨なのは、嘱託社員になってから、新たな上司が着任した場合。
もと部長だろうが、ただの嘱託社員になったら、若手と同じようにこき使われるようになる。

役職定年の方がまだ、徐々にでいい気がする。