一昔前は、働かないおじさんと言われてたけど、昨今、女性も定年まで働く人が増えて、働かないおばさんという概念もある。

それはどうでもいいことだけど、

これ以上、昇格しないから、昇給しないから、なんなら、降格したから、減給したから、頑張っても意味がないと腐る人たちのことを言うのだろう。

私は高齢者も多い製造業界の管理部門でその手の人たちの指導をすることもある。で、どうしようもない人たちのことを話されることを耳にすることも多い。
それに対してはそうですよね。と相槌をうつしかないけど、

果たして、頑張っても意味がない、は、本当だろうか?

この先、仕事で定年を迎えたあとも人生は続く、なんなら、その前に、定年を迎えるまでも続く。
今までだって会社生活だけが人生の全てではなかったわけで、給与のためだけに働いてたわけではなかったとしたら、もう頑張らなくなった自分とこの先も自分は付き合わないといけない。
家族や子供や友達や親とも付き合わないといけない。

どこかで聞いた話だが、外科医は、手術の失敗を許されないから常日頃からお醤油をこぼしたりもしないように注意を払うらしい。全ての外科医の話ではないし、誇張もあるだろうけど、常日頃から習慣化してないと、大事な時だけできないということだ。

それよりはずっと責任がない仕事だとしても、腐ることにより周りを不快にさせたりする行動が日々身体に染み付いてしまうと、仕事外でいざという時だけ、怠惰でない自分を出すことは難しくなると思う。

理想論かもしれないし、自分もちゃんと出来てるかわからないけど、意識としては、働かないおばさんになりたくない。と思い、与えられた裁量の中で、出来ることを考えていたい。

少なくとも私はまだまだやれてないことがあって、日々学ぶことは多いと思ってる。