父は、もし、最初の病院のいうことを鵜呑みにしていたら、半年後とかに亡くなっていたと思う。

たまたま、子供がいて親身になってたから助かったのだ。

病院も無職の年金生活者が行ったから、舐められたのかもしれない。

本当はいけないことだけど、いのちの選別ってあるんだと思った。

その当時、同じ病気で任天堂の社長や川島なお美さんとかが亡くなった。

有名人でもその治療法にたどり着けなかった人もいる。

父はそのおかげで10年の人生を与えられた。

その間に、私は結婚した。父は私の花嫁姿をそれはそれは喜んでくれた。

おまけの人生と言ってたけど、父が人生で何より望んでいたことが実現できたのだ。