『「好きだよ」って言わないのはワザとだよ。

だってその方が僕のことを考えていてくれるでしょ?』

……そんなメールをもらったのは、2ヶ月くらい前かな。


うん、そうだよ。

抱きしめたいのも私、ベタベタしたいのも私。

アナタよりアナタを好きなのは、私。

毎日好きだって、思うのも私。

……分かってるよ。




アクションを起こすのは、私だけだもんね。



アナタにメールをするときは、何度も何度も読み返して。

あっちを直して、こっちを加えて、そっちを削って、考えて考えて送ってるの。



それなのに、『送信』ボタンを押した直後に、たちまち後悔して、取り返したくなる。



「さっきのメール、ちょっとウザったかったですね、ごめんなさい」なんて、そんなメールをもう一度送る方がウザったいかな、なんて考えて、何も出来ずに携帯を見つめて悶々とする。



はあ、だめだなぁ、私ってば。


「アナタが私を好きだから」 アナタを好きになったわけじゃない。

私は、私で勝手にアナタを好きになったの。


それを間違えちゃいけないよね。



アナタが好きです。

世界で一番、誰よりも。

この気持ちが…世間的に受け入れてもらえるものじゃ、なくても。



アナタ以外の誰にも、傷つけられたりしない。

アナタ以外の誰のためにも、泣いたりなんて、しない。