おあずけ口を尖らせて難しい顔した君にその理由を尋ねると、どうしてもタイトルが思い出せないと短く歌を口ずさんだ。それは出逢った頃に僕が教えた、僕のお気に入り。大好きな歌なのに、と一層口を尖らせ、頬を膨らますその顔も、僕のお気に入りだから、もう少し答えはおあずけにしよう。