昨日はとても楽しいことがありました。
でもそれは同時に悲しくもありました。

自分から望んだことなので、結果的には良かったのですが、この先のことを考えれば考えるほど、なにも見えない泥沼に嵌ってしまったようなそんな状態です。
これが幸せであると言えばそう思う人もいるのでしょう。
ですが、私にとってこれが本当の幸せではないことは明らかであり、紛れもない事実なのです。
人間とは愚かなもので欲しくてやっと手に入れたものでも手に入れてしまった途端に虚しさが込み上げてきてしまうそういう生き物なのです。
来る者拒まず去る者追わず。
そんな格好の良い言葉を使いこなせるほど私は器用ではありません。
来る者はしっかりと見極めて厳選し、大切な人が去ろうものならそれをなんとしてでも放すまいと必死に抵抗してしまうのです。
本当に私は都合のいい人間でございます。
いい人と言われても何も嬉しくもなく、おもしろい人だと言われてもただ言葉で褒めておけば喜ぶようなそれまでの人間なのだと嘲笑されているような感覚に陥ってしまうこともしばしばあるのです。

あぁどなたか私を受け入れて、いいえ、そのどなたかが誰でもいいわけでもないのです。
本当に、めんどくさい人なのです。
私のような人はいつまでも報われることがないのでしょうね。
ただの承認欲求のため、自尊心のため、自己顕示欲のためそれだけのために生きてきるようなものかもしれません。
本当にごめんなさい。
私は悪い人間なのだと思います。
ずるい人間なのだと思います。

太宰治さんの斜陽の中の「プライドとは何だ。プライドとは。人間は、いや、男は、(おれはすぐれている)(おれにはいいところがあるんだ)などと思わずに、生きていくことができぬものか。」という一節が、本当に人間の本質、いや、私自身の本質をついた一節であると思いました。