今日は、子供新聞の記事について書こうと思います。
まず、トルコアイスの記事についてですが、粘り気のある食感のアイスだとは、知りませんでした。
トルコアイスはトルコ語で「ドンドゥルマ」(日本語でいうと、凍らせたもの)といいます。本場トルコでは、ラン科の植物、「サーレップ」の球根を粉末にして混ぜることで粘り気を出すようです。ですが、サーレップはトルコからは輸出禁止なので、トルコの外では、餅などを使って粘り気を出すようです。
続いて、沖縄の『やんばる』についての記事について書きたいと思います。
やんばるは、一言で表すと「森」です。その森の中の、特に迫力のある植物は日本最大級のガジュマル、『ウガンガジュマル』です。大きな傘のように広がった枝から、地面にいくつもの根が伸びています。そのガジュマルが生えている大石林山には、沖縄県国頭村の自然景観施設、『アスムイハイクス』があります。国頭村は、大宜味村、東村とともに『やんばる3村』と呼ばれております。日本の国土の0.1%ほどのこの地域には、日本で確認されている鳥類の約半分に当たる約300種が集まっています。ここにしかいない絶滅危惧種の鳥、『ヤンバルクイナ』も生息する珍しい動植物の宝庫です。
こうした貴重な生き物や自然を守るため、3村の一部は、2016年に環境省の国立公園に指定されました。更に2021年には、世界自然遺産にも登録されました。2025年7月に、やんばるの自然をテーマにした「ジャングリア沖縄」が今帰仁村にオープンしました。ますます注目度が増しています。乞うご期待ですね。
やっぱり子供新聞は面白いと思います。
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