母の髪飾りに付いていた、シリシャシストについて調べました。

 

 

 

シリシャスシスト(Siliceous Schist)の名称は、「シリシャス(siliceous)」が珪素(けいそ)を意味する言葉。

そして、「シスト(schist)」が片岩(へんがん)を意味する言葉になっています。

 

和名では、「珪質片岩(けいしつへんがん)」と呼ばれ、この石の鉱物的な組成を表しています。

珪質片岩は、主にチャートなどの珪酸質(シリカ)に富む堆積岩が、

地球内部の地下深部で高温高圧にさらされることによって形成された「結晶片岩」と呼ばれる変成岩の一種です。

 

片理と呼ばれる鉱物は規則正しく配列した層状の構造を持ち、薄く剥がれやすい性質があり、主な鉱物として石英を多く含んでいます。