おはようございます晴れ

 

敬老の日ということで、自治会の老人会から宛にプレゼントをいただいたんですけど

中身はお菓子だろうと思って、その熨斗付きのパッケージごと渡したら

 

しばらくしたら『こんな固いもん、食べられへん』ムキーと突き返してきました。

中身はあられの詰合せだったんですけど、夫が食べてみたら

(夫も今歯の治療中)やっぱり少し硬かったんですって。

 

歳とともに、歯が悪い方、多いと思うので、敬老の日のお菓子は柔らかいものがいいなと思いました。

(カステラとか?)

食べ物の恨みはしつこいですからね、とばっちり食らっちゃう~~チーン

私たちからは牡蠣尽くしのお弁当(阪神百貨店にて購入)と高級な化粧箱入りおみかんオレンジ(同じく阪神で購入)です。

 

まぁ、あまりお口に合わなかったようで、牡蠣のお弁当は半分残してましたけどね。ゲロー(高かったのにぃ~)

 

相変わらず、人の名前は呼び捨て(赤の他人でも)、自己中で感謝というものを知らないですが

私も扱いをわかってきたので、できるだけ衝突は回避、かかわりも回避で

それでも嫌な思いは日常茶飯事ですし、毎日の昼夜のメニューに頭を悩ましていますが、なんとかやってます。

夫が家にいるときは、食事の用意以外は、あ、洗濯も私がしてるか、じゃあ、何をしてくれてるんやろうう( ´艸`)

それでも、窓口を夫がやってくれるだけ、精神的にマシです。

 

で、やっと表題の話ですが

ダイヤモンドオンラインにあった記事です。

まとめ部分を抜き書きしますと

 

「老年的超越」という概念により、高齢期の幸福感があがるという報告があります。

 具体的な変化としては、物事に楽観的になり、自らの欲望や欲求から離れ、自己中心的ところがなくなって寛容性が高まっていくということが挙げられています。


 わかりやすく言い換えると、若い頃に感じていたような物質的な幸せとは違って、高齢になると別の種類の幸せが待っているというわけです。

 こうした「老年的超越」が、高齢期の幸福感と深く関係しているのだと考えられます。

 もちろん、「高齢者」でひとくくりにはできません。年をとるとともに幸福感が増してくる人もいれば、それほどでもない人もいるでしょう。

 しかし、どうせなら幸福感を味わえる人になりたいものです。というのも、それは単に「幸せだなあ」といい気分になれるだけでなく、もう1つの大きなメリットがあるからです。

 それは、幸福感がその人の寿命とも関係しているということです。

 例えば、2011年に『サイエンス』誌に掲載された“Happy People Live Longer”(幸せな人は長生きする)という有名な論文があります。

そのなかで紹介されているアメリカの修道女678人を対象とした研究「ナン・スタディ」によると、ほぼ同じ環境で、同じような生活を繰り返していた修道女180人を対象に比較したところ、入所したときに幸せを感じていた人の平均寿命は94歳だったのに対して、そうでない人の平均寿命は87歳だったというのです。

幸福感を持って生きた修道女は、平均して7年長く生きることができたことになります。

 こうしたデータは枚挙にいとまがありません。東京都板橋区の高齢者2447名を7年間追跡した研究では、主観的幸福感の低さが死亡の確率を8%高めるという結果が出ています。

 そのほかにも、先進国に住む多くの人で比較したところ、幸せを感じている人はそうでない人に比べて7.5~10年寿命が長いというデータもあります。幸せな人が長生きするというのは、民族、文化の違いにかかわらず当てはまる事実と見てよいでしょう。

 その原因についても研究データがあり、幸福感が低い人は循環器系の病気になりやすいとされています。

自身が不幸だと感じている人は、いわゆる神経質な性格の傾向があり、少しのことでクヨクヨしたり腹を立てたりしがちです。

それがストレスとなって、病気や事故を引き起こしやすくなるのではないかと考えられます。

-長生きする人の性格には、こんな共通点がある-
 1990年代にメディアで大きな人気を呼んだ高齢の姉妹がいました。100歳を迎えた双子姉妹の「きんさんぎんさん」(成田きんさんと蟹江(かにえ)ぎんさん)です。2人の屈託のない笑顔や、物おじしない態度を見て、「あれこそが理想の老後だ」と感じた人も多いことでしょう。

 とはいえ、若い頃には苦労もしたはずですし、戦争や災害も体験しています。子や孫を失うという悲しいこともあったそうです。しかし、100歳を超えたお2人はすべてを超越したような様子で、にこやかな笑顔を振りまいていました。

 

あれが、まさに「老年的超越」の典型的な例といってよいでしょう。

老年的超越の大きな特徴は、ものの見方が楽観的になると同時に、周囲への寛容性が高まることにあります。

年をとると丸くなるというのが、それに当たるのでしょう。性格が穏やかになって些細なことが気にならなくなり、幸福感が増していくのだと考えられます。きんさんは107歳、ぎんさんは108歳の天寿を全うしました。

 容易に想像がつくかもしれませんが、性格のいい人が幸せであることは、心理学の研究結果を見ても明らかです。意地悪な人は猜疑心(さいぎしん)が強く、不幸な傾向が高いという結果が出ています。もちろん、意地悪じいさん、意地悪ばあさんのような人が長生きするケースもあるかもしれませんが、それは少数派でしょう。

 言い換えれば、性格にひどく難がある人は早めに亡くなる可能性が高い
ため、80歳、90 歳、100歳と年をとっていくにしたがって、きんさんぎんさんのように、いつもニコニコしている人の比率が増えていくのだとも考えられます。

 いずれにしても、性格がいい人は幸せであり、幸せな人は長生きする、つまり性格がいい人は長生きするといってよいでしょう。

 それを裏付けるものとして、「誠実性の低さ、外向性の高さ、神経症傾向の高さが死亡率を高める」「楽観的な気質が長生きと関連する」といった研究結果が報告されています。

前野隆司:SDM研究科教授  菅原育子:西武文理大学サービス経営学部・准教授