ハチミツとブートジョロキア 08-c | 背徳的✳︎感情論。















*ハチミツ




「…にの?」
見惚れて言葉を無くしていると、智が首をかしげて俺を覗き込んだ。
「いや…その」
なんで男の裸でドキドキしてんだ俺…
それよりも、鳥籠の中に居たせいで肉がついちゃってて、その上 元々白い肌は一層白くなって、男らしさの欠片もない自分の身体が恥ずかしくなる。
「あんま… 見られたくない」
顔を背けて衣の前を戻そうとすると、
「なんで? こんな綺麗なのに」
智がそれを制した。
「…綺麗って、」
「綺麗で可愛い。それに…やーらかい」
彼の手が胸を撫でて お腹をくすぐり、太ももまで滑っていく。
「…っあ」
それだけの事なのに、俺の身体は敏感に反応して声を漏らした。
「その上 感じやすい…」
智は嬉しそうに笑って、また俺に口づけ、口の中を侵した その舌を、俺の胸にイヤラしく這わせていく。
















さらに分割中

m(__)m



つづきます。