昨日放送された「アンメット ある脳外科医の日記」最終話。

泣きっぱなしだった。素晴らしかった。震えた。

 

全話通して、人と人との強いつながりを描ききった気がする。

どのようなつながりにも深い愛情が底にある。いつぷっつりと切れてしまうかもしれないつながり。

それでも人は心が覚えている、心が感じている、心に残っている。

切れたように見えてしまうつながりも、本当はきっとどこかで全てつながっているのだ。

 

そんな風に思わせてくれた作品だった。

 

アンメット、とは「満たされない」という意味。三瓶先生の言葉で語られているこの意味。

光を当てると影ができ、その影に光を当てるとまた新しい影が生まれてしまう。

満たされない人たちが生まれてしまう。どうしたらくまなく照らせるのかの答えを探しているという三瓶先生に、弱く淡い光でもくまなく照らす方法を示した川内先生。

自分の中に光があれば・・・

 

全ての人を明るく照らすのはとてもむずかしいのかもしれない。どこかに影ができてしまうのかもしれない。

でも、自分だけの力ではなく、全ての人が自分の中に光があったら・・・

光でつないでいけたら・・・

 

ドラマのストーリーに感じたこと、思ったことはまた気が向いたら書き記そうと思う。

ただ、川内先生の言葉「わかります」

多分、今までの全て、何があって、何を悩み、何を苦しみ、それでもどれだけ誰かを愛し愛されたのか。

大切な人たちとのつながりが全て「わかる」のだと、そんな意味もこもっていたらいいな。

 

そして、「私の今日は明日に繋がる」と。

 

そう・・・この世界は全部つながっている。