動きを実況中継するというイジメが始まった。
あ、立った。歩いた
一 ニ 三 ○歩いた。
何か見つけたのか、
こっちみたぞ 気持ちわり
お、また歩いた
トイレ行くのか、
トイレに向かったぞー
笑い声が混じっていた。
悲しかったけど抵抗しなかった。
トイレに入ってると、
そこをゴールにされて物を投げ込まれた。
最初は1人ポツンといたが、
そのうち仲間に入れてあげるとニヤニヤして近づいてきた。
全く仲間ではなかった。
鬼ごっこしようぜと誘われて、
永遠に鬼をやらされた
じゃんけんは、私が勝ってもあいこ扱い
こんなくだらないイジメが続いたあと、
私はふと思い立った。
1番優等生グループのところに行って、
仲間に入れてくれないかと頼んだ。
その子たちはとてもビックリして、
なぜかと聞かれた。
これ以上イジメられるのが嫌だからと答えた。
その子たちは最初から私がされていたことを知っていた。
でも私を仲間に入れたくない優等生の彼女らは、
私を元のとこに戻って欲しいはず。
だからきっと先生に話すだろう。
イジメは当事者より第三者が伝えたほうが信憑性がある。
私の読み通り、そのグループは先生に報告した。
カホちゃんがイジメられています。
何も知らなかった先生は大掛かりな事情聴取をして、
イジメっ子たちは成敗された。
1名を除いて全員が謝りに来た。
優等生グループはイジメの見張りをするよう先生に言われ、
それからイジメはバッタリやんだ。
主犯だけが、イジメられるおまえが悪い
と逆ギレしたが、相手せずに放置した。
しかし、中学にあがると、
今度はその子がイジメられた。
今の言葉で言うと、
ブーメランおつ
でしょうか。