まず、人事部は全く動かないで私を凝視。時折り薄笑い。
管轄部長、最初からピリピリ。
所属課長、貧乏ゆすり。私の話、聞く気なし。
その他営業職男性1名、進行を任されてる模様。
女性1名は、主に質問担当。
私は質問に答えながら5人の表情を観察していたが、
私に興味を持っているのは女性1人のみだった。
時折り厳しい質問にも遭い、
これってわざと困らせているだろうなと感じた。
まず通ることは無さそうな雰囲気だ。
それでも最後まで投げ出すのは無しだなと思って面接を続けた。
ただ、悔しいことに、
進行役の男性の話し方がスマートすぎた。
会社や仕事の説明を、
無駄なくテンポ良く、
そしてわかりやすい話し方だった。
在職中の会社とはまた違う、
インテリさが漂っていた。
最後に、何か言い足りないことありますか?
に対して、
私は、
ございません
と、とびっきりの笑顔で応えた。
心の中で、もうさようならだなと思った。
格上すぎて、自分とあまりに違う。
やはり、コネがなければ私なんか、
就職できなかったのかもしれない。
帰り道は、私はすっかり打ちのめされて、
落ち込んでしまった。