コウちゃんはお金が足りなくなると、
よく実家に電話してお金をせびっていた。
コウちゃん母は、ひと通り説教をすると、
結局息子に追加の仕送りをしていた。
コウちゃんもそれをわかってるから、
ひと通りお説教を言わせておく。
しかしたまにコウちゃん母は、
お説教のあとに、
もう追加は振り込まないと言い出す。
するとコウちゃんはキレだすのだ。
そのキレ方に参るお母さんは、
息子のお願いを聞いてしまう。
そのキレ方は私は好きじゃなかった。
結局、お金を計画的に使うことができない、
親のすねかじりのどら息子じゃないか。
そしてコウちゃんは遊んでばかりで、
大学にはあまり行かなかった。
結局留年してしまった。
その原因は私と遊んでるからと言われたが、
私はちゃんと学校に行ってたのになと思った。
そこで初めてのお別れをした。
社会人になってから、
周りの男性に比べたら、
コウちゃんがいかにだらしないか、
目につくようになった。
同期からは、
他の男を見るように諭されるようになった。
20代の私は、モテ全盛期。
とにかくよく声をかけられた。
コウちゃんと別れても、
すぐに新しい彼ができた。
いわゆる高学歴、高収入の方ともお付き合いしたが、
合わせるのが疲れるなぁとかネガティブな気持ちばっかりだった。
やっぱりコウちゃんが私にとっての1番だ。
たとえ欠点があっても、
お互い補えばいいと思うようになっていった。