辞める決心をしたものの、
上司に受診を勧められた。
診断結果がおりると、
私は休職扱いになった。
生きてるか死んでるかよく分からない生活を送った。
毎日ベッドから離れられなかった。
『無』の状態が1番楽だった。
今、思い出してみると、
友達らはとても気にかけてくれて、
絶えず誰かが居てくれようとしたけど、
私は友達に本当のことを言わなかったから、
ずっと1人で苦しんでたんだ。
昔から、よく助けられたが、
基本的には、
自分から助けを求められないし、
甘えられない性格だった。
唯一甘えられたコウちゃんに、
裏切られた。
そんな生活が2カ月ほど経とうした時、
あしなが社長から、メールが来た。
久しぶりだが、結婚の段取りは決まったかい?
人生で最も盛大なイベントだから、
豪華なお祝いがしたい。
欲しいものを考えておいてください。
遠い過去の話のように、
全く結婚に感情が湧かなくなった。
社長のメールには苦笑いするしかなかった。
申し訳ありません。
結婚はダメになってしまいました。
妾の子って、
認めてもらえないものなんですね。
今回で心に染みました。
社長だけはわかるだろう。
そう思った私はそう返信した。