スピリチュアルな事に携わっていると、様々な形で毎日たくさんのメッセージが送られてくる。自分を守り、正しい道へと導いてくださっているハイヤーセルフやスピリチュアル・ガイドからのメッセージである。
メッセージの送られ方は様々だが、私は体に来る事がとても多い。思い起こせば、右足首の捻挫から始まって(しかも外側と内側の2回)、左腰部の打撲、左膝の故障、右膝の故障とチャネリングのワークを始めてからどれくらい怪我をして来た事か。昨夏には右手の親指をスズメバチに刺されると言う事件も起こった。すべてはメッセージだったわけだが、ワーク仲間の中でも私ほど体でメッセージを受け取って来た人はいないであろう。
そして、私を絶望の淵へと追いやった今回の事故も、やはりメッセージだった。
『言霊(ことだま)』と言う言葉をご存じだろうか。サザンオールスターズの楽曲のタイトルにも使われた事があるので、ご存じの方も多いと思うが、言葉に宿ると信じられている霊的な力の事である。
私の今回の事故は自分自身が発した、この言霊によるものだった。
私の取り柄は元気な事である。ジムでも若い子や男性より抜きんでている瞬発力や筋力、持久力で、ヒソカに一目置かれているのも知っている。
そんな私が膝を故障してしまったのは一昨年の秋の事である。私にとって脚は命で、私が私らしくあるために、一番大切な自慢の脚(美脚と言う意味ではなく、あくまでも健脚言う意味で)が思うように使えなくなってしまった事は、私にとって非常に苦痛な事だった。と言っても、正座はできないものの普通に歩けるし、ものすごく不自由だったわけではない。それでも、全力疾走したり、跳躍が出来ず、なにより一番のストレス解消法であるジムでのトレーニングが出来ない事でとてもストレスを感じていた。
接骨院に真面目に治療に通ったが、膝はなかなか完治しなかった。そんなある日、私は友人にこう言ったのだ。
「私にとって一番大切なのは脚。脚を失うくらいなら腕を失った方がまだまし」と。
そう。その言葉こそが私の今回の事故を引き起こす原因となったのだ。
ほほお、そんな大口たたくなら、お望み通りそうしてあげましょうって言うわけで、こうなってしまったわけだ。
私は日頃から言葉と言うものをとても大切にしている。一度口から出てしまった言葉は取り消す事が出来ない。言葉は時として凶器にもなる。だから、仲の良い友人にさえもなかなか言いたい事が言えない。
人に対する言葉にはかなり気を付けているくせに、自分自身の事に対しては、先ほどのように不用意な発言をしてしまう。
しかし、腕より脚が大切とか言っておきながら、右手を怪我したら(実際には親指と人差し指の2本だけ)こんなにも不自由で、なにも出来なくて、その考えが間違っていた事がよくわかったし、いらん大口をたたいてしまった事を深く反省した。
二日間誰にも話せなくて絶望の淵にいた私だったが、どうしてもすぐに返事を書かなければならないような内容のメールをくれた大親友のMちゃんに、怪我の事を告白した。すると、Mちゃんは自分も悩み事があったのに、私の事をとても心配してくれ、「明日仕事の後家まで行こうか? メイクも髪の毛も私が手伝うから、一緒に病院に行こう!」と返事をくれたのだ。
メイクも出来ないし、髪の毛もセット出来ないからと家に引きこもっていた私だったが、自分だって大変なのに、そこまで言ってくれたMちゃんのおかげで元気が出て、よし、明日はメイクも髪の毛も頑張って自分でやってみよう、そして、ちゃんと病院に行こうと言う気持ちにさせてくれた。
言葉は本当に生き物である。今回私を絶望の淵に追いやったのは、自分自身が発した言葉が原因だったが、絶望の淵にいた私を救ってくれたのもまた、Mちゃんがかけてくれた言葉である。
私もメッセージを伝える事を生業としている身である。今回の事を肝に銘じ、今まで以上に言葉を大切にしていかなくてはと心から思った。