「獣の奏者エリン」は、僕的に非常に満足な出来だったのですが、やはり全ての人間が同じように感じられる訳も無かったようで。
それはまぁ当然なのですが、ぶっちゃけ言わせて頂くならば「そこの展開でそのくらいの読み込みしか出来ないで文句言っちゃってるの!?」という感じで……。
いやぁ、他の「おいおい」って感じのやつは誉めてるみたいなのになぁ。
不思議だなぁ。
感覚が絶対ではない事は重々承知しているつもりなんですが、ここまで違いがあるとちょっとね……むしろ凹む。
エリンなんかは表だっての展開と、その裏にある複層的な意味合いの両方があるんだけど、表を観て裏を読まない感じなんだろうか。
だから逆に表だってはカッコイイけど裏を読むとショボい物語ばっかりもてはやされちゃうのかなぁ。紋切りテンプレ出しただけで納得してたりね。
もちろん私がおかしいんだ、という意見もあるだろう(マイノリティなのは確かだしね)
ともあれ感性の違いと片付けるには余りに大きい壁に驚く。
みんな物語を観ようよ!
って思うが、相手にとっては私もまた然りになっちゃってるかも分からんし。
やっぱアニメオタクではないんだろうな俺は。少なくとも現在のメインストリームとは全然合わないわ。
この傾向が加速して、良質(少なくとも僕にとって)の物語が消えてしまわないように祈りたい。