『君に届け』の第4話で、いよいよあの二巻エピソードに突入。
僕の中で、『君に届け』のクライマックスはこの話(第五話該当分)なんだよな~。
風早くんとは実質出来ているので、個人的には二人が結ばれて大団円を迎えたとしてもこの話よりもグッとくるかどうかは難しいと思う。
で、アニメ観てるとマンガの時より結構感情に訴えかけてくるんですよね。
第1話もかなり来たし、今回の話も(先の展開を知っているというのもあるけど)貞子の悲しさ、切なさみたいなものがちゃんと引き立つように作られてて、この時点でかなりこみ上げる感じでした。
会社の事はよく知らないのですが、さすがあのIGですね。
ということは、ヤバイ。来週ヤバイ。
自分で考えるに、僕は「誠意の物語」が大好きらしい。
『ウルトラマンマックス』の「遙かなる友人」や
アニメ版『プラネテス』の「パウンダリー・ライン」とか
『大神』のラスボス戦とか
『うしおととら』が好きなのもそう言う理由だろうし
『ジャイアントロボ~地球の静止する日~』だって
『グラン・トリノ』や『レスラー』だって
『獣の奏者エリン』だってそう。
僕的にいつ見ても泣ける、泣きそうになる物語には、誠意が付き物です。
力のあるなし(どちらかというと、寧ろ弱い)人間が、不幸な目に遭いつつ迷ったりしながらも、それでも誠意を捨てない物語。当然、最終的にはその誠意が実を結ぶ訳です。
もちろん、現実社会ではそうとは限らないだろうし、その意味では全く絵空事なんですけれども、絵空事だからこそ気高く真剣な行為をやって来た事自体が、最後には物を言う……って展開になって欲しい。
いや、なるべきだとすら思います(もちろん全部そう言うのじゃ飽きる場合もあるんでしょうけど)
ただ、一度自分の行動に疑念や客観的見解を持った上で、それを乗り越えるという段階は必要なんですけどね。
じゃないと単なる馬鹿だし。
もちろん来週の『君に届け』も誠意の物語。
絶対やられてしまうので、今から白旗宣言です。
でも、超楽しみなんだよね。