獣の奏者 エリン 第34話 「あたらしい命」 | リュウセイグン

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今回サブタイが「あたらしい命」そして登場するのが野性の王獣(牡)
となると、何が起きるかは決まっている訳で、この時間帯のNHKアニメがどう処理するのか非常に興味深かった(そこか)

正直、いつ来るかいつ来るかと戦々恐々だったんですが、衆人環視の元寄り添い合った時には、あまりの緊張感に


大丈夫かっ!?


と声を掛けそうになりました。

神演出

それ違う

いやぁ、常識的に哺乳類の生殖行為を考えるに衆座の前でエクがリランの後ろから……。
となると物凄く気まずいですよね。


しかしそこは心得たもので…………空中交合!


その発想はなかったわ。
海豚なんかは泳ぎながらですし、それに近いイメージだったら何となくカッコイイ!!
しかも、いやらしくないッ!!!

交合、というセリフまわしもなかなか大したもので繁殖では範囲が大きい上に無味乾燥。
かといって生殖とか交尾、交接なんかでもなんとな~く嫌らしい感じが出てしまう。

交合、コレですよ。

天皇皇后両陛下、みたいなやんごとないイメージが生々しさを掻き消し、神聖なイメージとマッチしています。
字面もなんら無問題。



でもなんつーか、反射的にナメクジの交尾 って奴を思い出しました。



そっちに気を取られがちではありますが、物語もちゃくちゃくと進んでおります。
エリンの竪琴が他の王獣にも効果があるとか、エサル先生もこの国の成り立ちを知ったとかね。
あと交合そのものも、国に大きな影響を与えるでしょう。
王獣を飛ばせない為に、この国では幼い王獣を捕獲して王獣規範にしたがって制御出来るレベルで飼い慣らしています。
しかしリランとその子供は国にとってどう考えても制御出来るレベルじゃない。
したがって動かざるを得ない。……おそらくダミヤが。

そして今回、霧の民の大長老登場。
その中の人は……藤本譲 だっ!!!!!


う~っ
ま~~っ
い~~~っ
ぞ~~~~っ!!!



霧の民の長は味皇様だったのか……。
道理で厳格に掟が守られてきた訳です。
きっと掟を破った野郎どもには快傑・味頭巾黄金の箸で容赦なく制裁を加えていたに違いありません。



となると…………






エリンの運命や如何に