1人の夜はもういやだ
僕は↑だと思っていたんですが「もう1人の夜はいやなんだ」だった。記憶がちがったか。
前半の感じは結構嫌いじゃなかったなぁ。
凄んごい地味な上に、重っ苦しい話なんだけど、二期の色調の暗さにはマッチしていた感がある。
死んだ人間は戻らない
これはある意味当然の事なんだけど、ハガレン世界では明確に示されたのは初めてであって案外重要な部分ではあると思う。
単なる徒労だったという投げやりな解釈ではなく、希望を裏合わせにしている辺りとかがハガレンを好きな理由。
もう一つは、主人公達の動機を人間の日常感覚に求めている点。
大層な事じゃないんですよ。
暗い夜を1人で過ごす事の悲しさが嫌だと。
肉体が欠損して疲労も睡眠欲もない状態というのは普通の人間には分かり難い。
だからそれを読者や視聴者に対して引き寄せる為に「独りの夜」を出したりする。
アニメとしてその部分の表現はどうだったかはさておき、テーマとして良いなと。
藤田和日郎も、しばしばそういった部分を出すんですけれども、視点の分かり易さというか主人公の等身大っぽさと言うか、その辺りの感性って少年漫画にとても必要なモノだと思うんですよ。
また原作の話になってしまったな。
あ、そうだホーエンハイムなんだけど、声優が家弓さんじゃない!!!
ここのキャスティングはドラマとして重要な意味合いを持つんだから、同一声優にしておくべきだと思うんだけどなぁ。