獣の奏者 エリン 第20話 「リランという名の王獣」 | リュウセイグン

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なんか色々趣味について書いています。

長文多し。

トムラ先輩涙目





エリンにとってはフン掃除も楽しみの一つのようです。
楽しめる、ってのは大きな動機でもありその分野を開拓していく人間に必要な条件の一つと言えるでしょう。
エリンは元々生物に大きな関心を寄せていました。

彼女の賢さは



生物の観察が楽しいと思える事に由来する観察眼

観察で得た、人間から見れば不思議な生物の行動を疑問に思う好奇心

その行動形態を従来の経験や知識と重ね合わせる記憶力

経験や知識と照らし合わせつつ考える推理力

そして生物を相手を一個の存在として認める優しさ



からなっているんですね。

王獣とカミナリの相関関係に関しては、そんな設定あったの?

という気もしますが、王獣一直線な彼女ですから既に本から知識を得ていたとしても不思議ではない。
もしくは闘蛇にも似たような習性があるのかも知れません。

音無笛は、闘蛇・王獣へ人間が優位に立つ為のツールとして非常に便利な物ですが、作中ではあまり良い物として描かれていません。

では人と獣、どういった関係が理想的なのか?

これもエリンが答えを出していく課題となる事でしょう。

けれどもそれはまだ先の話。

今はリランを助けるのが先決です。

さて、エリンがどんな方法を用いてリランを救うのか?

請うご期待、と言ったところでしょうか。