

ホステルで捕まったブラック・スパイダーマンみたいな状況の大杉さん
社長さんは快楽殺人者の中でもアンドレイ・チカチーロ 辺りのタイプらしく、
男の大事なジョニーをズバッとぶった切り
宦官 化した後でぬっ殺すという男性的には色々な意味で恐ろしい事をなさる方みたいです。
阿部定 も野郎のジョニーを戴いた事で有名ですが、彼女は情人の一本だけ。
つまりナンバーワンよりオンリーワンですから、ちょっと違う。
あと二重人格っぽい節があります。
殺人時の記憶がないところや、「今日は黒い」とか言われてましたから。
で、囚われの大杉さんは当然の如くみんなにスルーされたまま物語は進みます。
「東のエデン」の意味が出てきた模様です。
サークル名で、リサイクルマーケットをやっていると共に画像検索エンジンを用いた集団。
平澤くん始め、なかなか良いキャラしておるな。
中でも、平澤氏のサポート役・春日晴男の登場を見て思わず吹いた。
木村さん!
木村さんじゃないか!!

『椿三十郎』の押し入れ侍こと木村さん(小林桂樹)。
元・敵の見張り兵士。
成り行きで一行に加わるが人質扱いなので押し入れの中に。
時々意見があると押し入れから出てきて、言い終えると押し入れに帰る。
このキャラ大好きだから、こういうネタがあるとつい嬉しくなってしまう。
押し入れ侍の後継者・春日が、咲ですら連絡が取れない大杉さんの手がかりを探る。
完全スルーじゃなくて良かったね、大杉さん。
これもひとえに日頃のストーカー行為の賜物です。
一方、他のみんなは滝沢くんに会いに行く事に。
話し合いの結果、平澤くんも疑いを残しては居ますが基本的には協力体制になったと見て良いでしょう。
ニートを労働に狩り出していた滝沢くんが、ニートを肯定。
そして凄腕ニートの御歴々と共にニートの楽園を作る、
というのが主眼になってくるようです。
ニートの楽園、それが「東のエデン」の理想像な訳ですね。
思想の是非はさておき滝沢くんの目指す救済策、そして物語の目指すポイントが漸く見えてきたところでしょうか。
一方、押し入れ侍はネットで怪しげな書き込みを発見。
これを大杉さんじゃないかと推測します。
なんでも18時間も書き込み続けたそうで、
後ろ手に写真を撮って掲示板のURLへ飛び画像をアップロードする
という大杉さんの無駄に小器用な余暇の潰し方に、思わずディスプレイが滲みます。
普通、警察に電話掛けて返答がなかったらGPSとかで位置探してくれそうなものですが……。
そうでもないのかなぁ?
兎も角、凄腕の押し入れ侍によって大杉さんの回りくどい蜘蛛の糸は見事回収されました。
今回はサブタイ通り実質「東のエデン」に関する話だったと思うので、次こそ社長編クライマックスかな?
追記
書き忘れましたがジョニー狩り2万人というのは、恐らく滝沢君のニート失踪と区別が付いてない為に出てきた数字だと思われます。かたや大部分が海外に飛ばされ、かたやエレガントに消去されているので両方とも多くの人が居なくなったというレベルでしか認識されていないでしょうからね。