獣の奏者 エリン 第14話 「霧の民」 | リュウセイグン

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長文多し。

あらすじ

何となくは分かっていましたが総集編でした。


ただ総集編にしても要点をきっちり押さえているところに、スタッフの優秀さが見えます。


闘蛇大量死の際に、一時期ワダンが怪しいと思われる向きもありましたが、こうやって見直してみるとワダンは死による責任者の追求時点ではむしろ饒舌だったんですね。

つまり良くも悪くも彼は自身に責任がないのを自覚している。隠し通せる程胆力は無いでしょうから。
罪の追求で平気なのにソヨン連行の時に動揺していたのは、やはりソヨンに冷たくした後ろめたさなのだと思われ。

また霧の大長老との会話では「繁殖期の闘蛇にとって何が毒になるか、ソヨンが言わずに……」というセリフがありました。
やっぱりソヨンは知ってて言わなかったんですな。
多分闘蛇の飼育には本来欠かせない物、トクジ水とかね。


そしてエリン……デカっ
妙に大きく見えるエリンでした。声は少し落ち着いた風を意識しているように聞こえる。
またジョウンが家族のことで「思い出は消えない」と語った時の表情も、ジョウンも過去に色々あったんだろうかと視聴者に再び想起させた上でジョウンの息子が来る次回に持っていく準備になっている。


王獣との話は、むしろ禁忌を犯す前振りにしか思えないの巻。
あとこれも仏典の霊鷲山 なんかを意識しているんだろうけど、アフォンノアの山は王獣の顔の形なんですね。
真王が降りてきたというのだから、天孫降臨の高天原みたいな意味合いも含んでいるのかもしれない。


で、ナソンはこれからも見守り続けると宣言。
アレ、連れ戻すフラグが消えたよ。

きっと娘に近い心境なんだろうな~、と思いつつ……この物語でロリコンはダミヤ様だけらしいことに安堵の溜息をついているところです。

ジョウンとナソンはロリ属性含んでたら社会的にもう死んでいる頃