宇宙をかける少女 第13話 「棄てられた大地」 | リュウセイグン

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なんか色々趣味について書いています。

長文多し。

あらすじ

れおぱるころりんすっとんとん

川にはまってどんぶらこ

テラアブダクション遭遇

つつじキャラ迷走中

変なババア出現


基本はギャグ調なんだけれども、さり気なくスペースノイドとアースノイドの断絶を描く辺りが好きです。
さり気ないけど、かなり深刻。
宇宙の人は地球なんざ気にも留めてないんだね。
我々の多くがパレスチナ情勢を深く考えないようなもんだ。


あといつもながら無駄に細かいところが良いです。
いつきが火打ち石を持っていたのは魔よけグッズの一つ、という設定なんですね。
旅立つ時に打ち鳴らすヤツ。
実はアレ明治期辺りからの風習らしいですが宇宙世紀の人にとっては大差あるまい。


大きなポイントとしてはいつきの過去がより明確に示された事と実際のテラアブダクションに遭遇した事でしょうか。


ネルヴァリストの紋章に催眠効果がある事は前回判明しましたが、今回のテラアブダクションを見る限り紋章が無くても催眠は掛けられる模様。つまり紋章は受信を強くするアンテナやブースターのような役目であるのかもしれません。

秋葉のみが掛かってしまったのは、彼女が未だ確固たる自我(目的意識)を持っていない事の象徴です。
恐らくは今後対抗出来るようになっていくとは思うのですが。


また謎の単語イグジステンス。前回ではネルヴァリストからの脱退者の通称か? とも推察されましたが、ほのかが「私の姉妹」と語っている事からもネルヴァリストの中でも特殊な立場の者をイグジステンスと呼称している可能性も出てきました。
また物を取り落とす場面、自由の代償というか活動期限がありそう。


興味深いのがつつじの動向で、この2話を見る限り行動原理がネルヴァルと懸け離れている事が伺えます。

ベンケイも押されっぱなし。哲学にすればいいってもんじゃねーぞ!


更には地球にてつつじ信者ゲットだぜ

自己主張を第一の目的として、その為には神をも恐れぬとやや誇大妄想めいてきたつつじさん。


実は人間側で一番キャラ立ってるんじゃないか?
要するにネルヴァルから離反し、レオパルドにも対抗するという第3の勢力になっていく気もします。


最後に登場したのはババア。アルカディア号(仮)の製作者っぽいですが、ほのかからは裏切り者呼ばわり。
でもそこまで悪い人には見えないんだよな~。

真相は如何に。