最近、エジプト・リビア辺りで、暴動やら、デモやら聞きますけど

こういった物って、基本的に政治的権利を要求して立ちあがる人って、ほとんど居ません。


大義名分は、政治的権利かもしれませんが、その真の原因って、自分たちの食生活に影響を及ぼすから、そういった事が起こります。

米が高い、小麦が高い、砂糖が高い等、家計に影響する物が高くなると、革命がおこります。

良い例が、フランス革命です。

「パンが食べられなければ、ケーキを食べればよい」なんて事を聞いた、パンを食べられない市民が怒りました。

市民は、食べることが保証されていれば、とりあえず、大きなデモや暴動を起こすことは有りません。


日本は、主食が米で、国内供給されてますが、世界的に見て、中国が米輸入国に変わってしまい、全体的にみて、供給と需要のバランスが崩れていることが見えます。

インドの状況まで、調べられていないので、なんとも言えませんが、人口第1位・第2位の国が輸入国だとかなり深刻な状況になりそうです。

今、日本がTPPに加盟して、米の自由化をしたらどうなるか?

日本は、安い米を海外に求めるでしょう。

それによって、また、米の需要が増えることで、世界的に米相場の高騰が考えられます。

日本は1億人以上の人口を抱えております。

この人口は、世界的に見てかなり上位の国になります。


2008年の米の大高騰

1990年代に起きた日本の大凶作により、タイ米の輸入による、タイ国内の米の高騰


過去の例からすると、現時点でTPPにて米の自由化を行った場合、米相場の高騰によって、発展途上国の輸入米の高騰が考えられる。

現時点では、エジプト・リビア辺りが報道されているが、更に広がる可能性が出てくる。

一部のアフリカでは、米の生産が始まっているが、内容を見るとどうも投資目的の米の生産であって、国民の為に生産している様には見受けられません。


私自身、日本がTPPに加盟して米の自由化をすることで、日本農業の改革が進み、世界と対抗することも可能だと思います。

ただ、世界的な情勢を考えたら、日本のTPPへの加盟によるコメ自由化は、発展途上国の飢餓や内戦の引き金になりそうですので、10年~20年位の期間を掛けて関税を下げなければ、日本のコメ自由化が引き金になって、かなりの人が死ぬことになるのではないか?

ちょっと、心配です。