土を蹴飛ばしながら僕は宙を見ながら当てもなく歩く

小走りで路を抜けると空気がひんやりしていて僕の肺が気持ちいい


ひどくココロが後ずさりしていて

忘れたい記憶が圧倒的に僕を独占するんだ


たじろぐ


それでもそれでも僕は君に向かう

ずっとって言葉が僕を不安にさせていて

それでもそれでも僕は物欲しげに夜の君を目で追ってしまう

全部が嘘でも見せ掛けでも僕はただただ君に向かう


今の僕は消失が怖くて、ただそれだけの理由で何もかもから逃げてしまう