最近、感情労働という概念を目にするようになりました。
詳しくはこちらのリンクから。
私は人生のほとんどが接客業で、売上を重視される販売員もやっていたので、この感情労働とそれにまつわる疲労がよく分かります!
日本人は店員を下に見ていて、失礼な態度をとっても良いと勘違いしてる人が結構な割合で存在しますが、それでもこちらは笑顔笑顔。
お客さん側に否はない場合でも、同僚のマウントバカ店員が不良品を売りつけたお客さんのクレームをバカ上司になすりつけられ、不良品を掴まされたお客さんへの申し訳なさとバカ同僚とバカでクズの上司への怒りとの間でも冷静に返品対応等をしなければならない時のストレス。
何年も働いてた末に引きこもりになってる人は、こうした感情労働のストレスで怒りと無気力を行ったり来たりになってもう社会と関わりたくないとなってるのではないでしょうか。
更に気付いたのは、機能不全家族に育った人は感情労働を家の中でもやらされてるんですね。
仲の悪い両親の間で子供の頃から調停役をやらされ、不機嫌な家族のケアをし、家族が外で受けたストレスのはけ口として毎日愚痴を聞かされたり、殴る蹴るの暴力を振るわれたり。
しかも殴る蹴るの暴力を振るってきた兄弟を「たった二人の兄弟なんだから」と面倒を見させようとする気違い的母親。
娘が家の中で暴力に遭っていてどんなに悲惨だったか想像出来ない人間が母親をやってるのです。
そういえば小学生の頃、変質者に襲われて危険な目に遭った時も母は警察に届けるでもなく、大した事ない感じでスルーされました。
書き出してみると本当に気違い家族で、しかも母が「○○さんちよりはマシよ」等と言う位、地域に気違いが多かったという事。
アル中、DV、離婚、ヤンキー、平成の時代に住居密集地域の道路でドラム缶で不要品を燃やして消防車呼ばれる人等…
機能不全家族に育ち就職氷河期に社会に出た私は自己責任論を押し付けられてきました。
でも、感情労働の対価を非常に安く買い叩かれてきた事に気付きました。
職場では最低賃金に近い金額で労働力を搾取され、治安の良い環境に住むだけの収入は望めず、家族には子供の頃から無償で感情労働を提供させられ、更に終活をしない両親&ゴミを大量に残して出ていった暴力兄弟によるゴミ屋敷&介護問題を一人で背負わされている。
まずはバカ家族やバカ社会によってこれだけ負を背負わされてきた事を自覚するのが第一歩ですね。
自己責任と言いつつ、自分の責任を負わない人達によって子供の頃から痛めつけられて、その中で何とか生き延びてきた。
普通の人が100頑張ってプラス100の位置にいるとすれば、常に負を背負わされてきた私は100頑張ってプラマイ0の位置。
でも毒親育ちでも、親が高収入だった人はそれなりの仕事について高収入だったりして、大人になっても毒親に苦しめられてるのは同じでもそこは遺伝なのか大きく違うものなんですね。
私の両親は父は人並以下の低収入だったし、母は独身時代はわりと高収入だったらしいけど出産で辞めて以降はパートだからやや時給が高い職場にいても所詮パートの収入。
祖父母の時代は外で働く女は少ない時代。
母方の祖父は大きな農家の三男坊で財産はないから雇われ仕事してて低収入だったようだし、父方の祖父は田舎の名士だから元々は小作人使って農業やって育児には乳母日傘という恵まれた環境だったけど戦争で財産も役職も失って後は貧乏生活だった模様。
両親の兄弟を見ても、高収入って一人もいないんですよね。
独身で公務員だった伯母は海外旅行行ったりプチ贅沢する程度の余裕はありましたが、高収入とまでは言えない。
母の兄弟にはIQが学年トップだったとか、学年総代だった人とかいますが、皆貧乏家庭。
母方の祖母の父親は事業やっててお金持ちで、東京の歌舞伎座まで人力車連ねて観劇に行ったとか、祖母に低収入の夫を押し付けてしまった罪滅ぼしに毎月うな重を届けてくれてたとか逸話があるのですが、その金持ち力はどこで消えてしまったんだろう?(笑)
頭脳は母親から遺伝するらしいですが、収入力は父親から遺伝するんですかね〜。
でも、スピリチュアル的に言えば風の時代に入ってお金とかどうでもよくなってくるそうなので、収入力がないと気にする必要もないようです(笑)
良い気分でいればそれに見合ったものがやってくるから、過去も現実も無視でOK!
今までの私はこういうものに縛られて、我慢して生きてきたんだな。
もう捨てよう、と思うだけで良い!
綺麗な物を見ようシリーズ。
ミュシャ好き!
カラーボックスカーテンが気になる…