周囲から見て明らかに普通の域を越えていて発達障害の特質があるのに、それを指摘されると非常に憤慨する人を時々見かけます。
指摘をきっかけに勉強すれば本人の困り事が軽くなったり、身近な人が我慢してるであろう迷惑行為を軽減できる可能性があるのに、自分を振り返るよりも先に「自分を批判された!批判してきた人が憎い!私が憎い相手は悪い奴だから攻撃してよし!」という思考回路になる模様。
ADHDはそうでもないが、アスペルガー(現ASD)は自分が発達障害(もしくは非常にそれに近い症状で周囲に迷惑をかけている)を絶対認めない、という話をネットでよく見かけましたが、体感的にも納得しています。
アスペルガー的特質を持つ人が自分の症状を認めるのは社会生活や家庭生活が崩壊し、障害を認める事でそれを免罪符にしたり援助が受けられるという自分が得する時のみ。
私の母は自己愛マザーチェックにすべて当てはまるという自己愛エリートですが、発達障害的な特質と非常に重なる部分が多く、現在は自己愛はパーソナリティ障害と分類されていて発達障害とは違いますが研究が進んでいけば関連が分かってくるのではと思います。
母は自分は絶対正しく、何か上手く行かない事はすべて家族や他人のせい。
思いきりアスペルガーの特質と似ています。
そして自己愛マザーは子供がおかしくなっても絶対に自分の否を認めません。
少しでも非難されようものなら子供の人格を猛反撃。
「自覚がなかったけど自分の言動や行動が子供をずっと苦しめていたのかも」なんて自省は1ミリもわいてきません。
書いてて気付きましたが、私の家族は人の気持ちを慮るという発想がないので、悪い事してしまったかも…という反省を聞いた事がありません。
自分の事をしゃべりたいおしゃべり家族なのでもし反省してる事があったらそれも聞いてるはずなんですけどね。
まったくない。
あるのは他人にこう称賛されたという自慢とマイルールに従わなかった他人の批判ばかり…。
あとアスペルガーにありがちな自分の知識をひけらかしたい気持ちも強いです。
私の方が詳しいと「暇があって本ばかり読んでていいね!」と嫌みを言ってきました(笑)
母だけでなく、家族全員この知識をひけらかしたい、利口と思われたい気持ちの強さが並ではないです。
この手の気持ちは誰にでもあるものだと思いますが、それが強すぎるからぶつかりあって揉めていて、結果全員が聞き上手な私に話を聞かせようとしてくる始末。
でも私もストレスのはけ口にされ続けてもいられないので避けるようになると、人の話を聞きたくない家族同士で衝突してました。
私の家族は私を緩衝材にして形を保っていましたが、その私を痛めつけて私が命の危険を感じて避難した結果、家族は完全に崩壊しました。
そうなりたくなければ人から指摘を受けた時に自省して勉強する事だと思いますが、自己愛やアスペルガー的特質が強い人には難しいのでしょうね。