漫画「チェンソーマン(第一部 公安編)」感想(完結作品を語る! #207) | マンガ好きミュージシャンhiro’

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「チェンソーマン」(藤本タツキ)
連載期間 2018年~2020年(週刊少年ジャンプ)

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昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
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「チェンソーマン」は、
現代日本で、悪魔や魔人がいてそれを狩るデビルハンターという存在がいる世界が舞台。

まさにチンピラといった感じの単純な思考回路の10代男子のデンジが主人公で、
デビルマン的・寄生獣的というか、チェンソーの悪魔と体を伴にします。
で、デビルハンターになるわけですね。

登場人物のほとんどが、かなりの変人かつ子供っぽかったりして、
個人的に共感できるキャラはほぼいませんでした。
まぁ、あげるとすれば隊長、岸辺さんですかね。

というかそもそも、
チェンソーであったり銃であったり、そういった人工物が悪魔になるというアイデアは、
かなり面白いものの面白だけで終わりそうです。

ところが、
藤本先生の力でしょうが最後まで読むと面白以上の感動があります!
簡単にいうと、
昭和のジャンプ作家とは違う、ちゃんと展開を考えてある上での納得感・気持ちよさがあるわけです!
整合性とれてない故の奇想天外さも好きですけどね!(笑)

話的には地獄編が好きです。
ジョジョの対エニグマの少年の作画、といってわかる人がどれだけいるかわかりませんが、それと通じるものがあります。
芸術的な作画で脳への刺激がヤバいです!

話が二転三転しての終わり方は、
唯一無二というかなんというか、ただ、最後まで読んだものとしてはそこまで違和感なく腹落ちしました。
…なんていうか、
複雑さやメッセージ性も作品の魅力の一つだとは思いますが、
そこにこだわらずシンプルなエンタメに昇華している感じです、奇妙さはありつつも。

ということで、
アニメの続きが気になっている人、
第一部は全11巻でありジャンプ+で全話無料ということでサクッと人気作を読みたい人、
デンジというキャラにそれなりに近いタイプの童貞中学生、がいるなら圧倒的にオススメです!

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「チェンソーマン」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’
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