漫画「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」感想(完結作品を語る! #157) | マンガ好きミュージシャンhiro’

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「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」(原作:臼井儀人 / 脚本:中島かずき / 作画:相葉健太)
連載期間 2013年~2014年(まんがタウン)

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昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」は、
2014年春公開の「劇場版クレヨンしんちゃん」の原作のコミカライズ版です。
こちらの方が先に創られていて、それを改変したのが映画版のようです。

友人オススメで、今回は全2巻分をLINEマンガで全話読みました。

ネタバレありでいきます。

知らない人はいないでしょうが一応キャラ紹介。

常にふざけてるんだけど芯はある幼稚園児の野原しんのすけ。
陽気で真面目な30代のサラリーマン父ひろし。
いかにも母ちゃんと言った感じの20代のみさえ。
とはいえ、
こういった家族もので考えると、若さもあるし女っ気があるのが特徴的かも。

今回の話は、エステの無料サービスを受けたひろしがロボットにされ
一旦は怖がられたものの受け入れられ、むしろ人間だった時より活躍します。
ただ、その後、洗脳され男性優位社会を作る旗振り役にされてしまいます。

その後、ひろしは洗脳から解け、別の旗振り役と戦うことになるんですが
実は、ひろし自体は別に生きていて、ロボットはひろしの記憶と意識がコピーされた存在だということが判明します。
でも、そこから先もロボとーちゃんは文字通り命をかけて家族の為に戦います。
最終的には、人間ひろしとしんのすけと協力して巨大ロボを倒し、
ファシズム状態の街は、なぜか以前よりハッピーになるという話です。

起承転結がしっかりしていて、読後感スッキリです!
もちろん、ロボとーちゃんの最期は切ないんですが、物語の出来を考えると最高の着地だと思います。
つまり「今後はロボとーちゃんもよろしくね」と生かしておいて、本編では一切扱わなかったりしたらキャラに失礼ですからね。

あと、細かなツッコミどころはいっぱいありますが、
ひろしのセリフにはちょいちょい痺れますし、
しんのすけも常にボケまくりつつも最後はしっかり締めてくれて、これぞクレヨンしんちゃんでした!

ということで、
クレヨンしんちゃん好きだけど映画のコミカライズまではチェックしてない人、ちょっとホロリとしたい人にオススメです!

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’
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