去年のチーム・ラボに引き続き、新聞やチラシで話題の「魔法の美術館」に行ってきました。
前売り券をあらかじめ購入していたけど、入場制限がかかるほどの人気ぶりでしたよ。
でも面白かったー

「魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム」
 平成28年4月23日~5月15日 静岡市清水文化会館マリナート


「レイヨ=グラフィー」
 自分の影の部分だけ、赤いランプがつくよ。
 超高速?で動いても、赤いランプは必ずついてくる。


「Immersive Shadow イマーシブルシャドウ」
 白いスクリーンの上部から、カラフルでいろんな大きさのボールが降ってきます。
 それを自分の影ではじいたり、パスしたり。
 なんで自分の影でボールが操れるの?


「がそのもり」
 白い本を開くと、そこは童話の世界。
 アニメーションが映し出されて、どんどん世界が広がります。
 これは「ももたろう」。川をモモがどんぶらこ、どんぶらこ・・。
 この川はどこまで流れていくのかな。絵本を動かしてたどります。
 やがて一行は鬼退治へ。
 川の下流には海があり、絵本を動かしていくと行く手には鬼ヶ島が・・。
 他にも場所を変えると、いろんな童話やおとぎ話が展開します。


「つくもがみ」
 スクリーンには廃棄物処理場でしょうか。
 捨てられた電化製品やごみたちが、こっちが動くと動きに合わせて吸い付いてきます。
 集められたごみは、自分の動きそっくりのロボットに。
 「つくもがみ」=「九十九(つくも)神」という妖怪がいます。
 日本には古来から「古くなって捨てられたモノには魂が宿って妖怪となる」という思想があります。
 それを思い出しました。
 こっちが激しく動けば、ロボットも激しくごみをくっつけながら動き回って面白い。
 うちの子はこればっかりやっていました。汗まみれ。


「Deley Mirror ディレイミラー」
 スクリーンに映しだされたのは、今の私とさっきまでの私。
 1・2秒遅れて反転して流れる映像は、なんだか双子でもないのに二人映っていておかしい。


「happy halloween! ハッピーハロウィン」
 椅子に座ると、スクリーンに映った私の顔がなんでこうなるの!?
 顔の前で手をふると、次々にハロウィンメイクに大変身。
 キモカワイくって、楽しい!!(体験時間の制限あり)
 よく考えると、各個人ごと目や口の位置が違うのにピッタリ合っていてすごい!

それぞれが、各作家さんの作品です。
このほかにもいろんな作品があります。
現代の技術とアートが結合していますね。
でも子供はそんなのお構いなし! 楽しいものは楽しいっ!と全力で遊びます。
すべての作品が写真撮影OKです。
また、見ているだけではもったいない。大人も子供も、体を使って思いっきり楽しんじゃってください。
それが作品を楽しく鑑賞するコツですよ。