先程TVの「情熱大陸」内で特集されていた、陶芸家・青木良太さんの 作品です。
作陶風景やNYでの個展の模様などを流していましたが・・
久々に吸付けられるように見入りました。作品に。
一見陶器にはおよそ見えないメタリックや半透明の作品群。
普通は形を作った後で塗る釉薬を、この方は独自に研究して土の練りこみの段階で混ぜていったりするそうです。
やはり普通は1度焼くだけの作業をあえて2度するとか・・
ともすれば伝統を壊していると言われてしまいそうな技法の数々。
確かにそういう気もしないではない・・でも
出来上がった作品を見てしまったらもう納得するしかないかもと思いました。
長い間受け継がれてきたものって、そのまま受け止めて延長上で考えるのが普通だと思っていた自分。
うしろ頭をガツーンと殴られたような気分です。
まさに目から鱗。なんにでも開発の余地は実は残されているんだなぁ。
青木さんが目をキラキラさせて話す様が、子供が泥だんごを作る時の嬉しそうな笑顔と重なります。
土って落ち着くんでしょうね・・陶芸の類は少ししか経験ないですがそこはわかる気がします。
以上、久々に感動したモノについてでした