今日は娘の小学校の80周年記念式典でした。
学級代表委員の為午前中からお手伝いに。
玄関で式典に出席する方々をお出迎え、お見送りする係でした。
一番初めにいらしたのは一回生と仰っていらしたおばあさま。
お年は90をお越えになったそうです・・素晴らしい。
自身の祖父祖母の誰か一人でも90越えをしてくれていたら今も貴重なお話が聞けたんだなぁ・・
とふと思ったりしました。
場所は小学校。当然生徒さんも行き来します。
玄関で来賓の方々とニアミスも。隣で一緒に係をしていたお母さんが
「あ~やっぱり子供って早いわねぇ、動きが。」と。
それを聞いて思い出しました。お腹を切って入院していた時のことを。
手術後しばらくは歩くと痛いし体力も落ちていて
廊下ではゆっくり歩を進めていました。
その前を横を看護士さんやお見舞いの方がスッスッと通り過ぎて行きます。
思わず手すりのある端によけていました。
怖いんですね。
テンポが全く合わない。ぶつかって倒れたら・・という思いが脳裏をよぎりました。
この経験で、お年を召した方々の日常の大変さに全く無頓着だった自分に気付きました。
恥じ入りました・・頭でしかわかっていなかった。
こんな事ばっかり。未だに経験しないとわからないダメダメな自分です。
せめて子供達には人の身になって考えるとはどういう事かわかりやすく教えていきたい。
頭で考え躊躇するより先にスッと手を出せる子になって欲しいと願っています。