日本人の名前ってホントに意味深で難しいんだが、
子供が生まれた時のその子を思う親心としては、
少しでも良い名前をと音とか字数だとか意味だとか、
あれやこれやと色々と考えちゃうわけです。
…なので、もう、何十年も昔の話なんだが、
ご多分に漏れず我が家でも娘達が生まれた時には、
一週間ほども『辞書との睨めっこ』などをして、
『ようやく名付けた』なんて遠い記憶がある。
…で、長女は『光風霽月(こうふうせいげつ)』から
次女は『明鏡止水(めいきょうしすい)』から
それぞれに字感と音感の良い漢字に置き換えて、
『心が清らかで明るく爽やかに育ってほしい』の
意味は変わらないように名付けたもんだ。
しかし、なんだろう『名前負け』ってやつなのか、
二人ともグレルことなく、まぁまぁ普通なんだが、
『ズル賢くて、けっこうに腹黒なタイプ』に育ち、
名前とは正反対かも?という悲しい顛末です。
まっ 考えてみれば…、この白髪爺にしても
親から『健康で知性が人柄となるように』と
大そうな名前を付けて貰っているんだが、
やっぱり正反対の『病弱で気難しいタイプ』です。
どうにも親不孝の極みと言うか嘘みたいな話だが、
『親の心、子知らず』とは良く言ったもんです。
それでもなんとか、世間に迷惑掛けることもなく、
幸せな気持ちで生きているので『良し』ですね。
そう言えば昔、『悪魔』という名前を…って、
大騒動の話題になったことがあるんだが、
案外、正反対の『天使』のような人に育ったかもね。
まっ『名は体を表す』っても言うからダメだよね。
名付けた時の心境は忘れずに…。…って親の話だな。
奇妙奇天烈頓珍漢な名前が流行ってるらしい昨今、
『親は人名事典ぐらいは買って読めよ』と…。