我がベイスターズはCSを勝ち抜き日本シリーズでホークスと激闘を繰り広げるも、王者の壁に跳ね返されました。
3位から日本シリーズに進んだ事によってあれこれと書き立てられていますが、個人的には
『カープが情けないだけでしょ?』
って事です。
今年のCSの1stステージですが、本当の勝者は阪神園芸と言われる程、悪コンディションで行われました。
そもそも、シーズン終盤までジャイアンツと熾烈な3位争いを繰り広げていたわけですよ。
そこから、更に悪コンディションのビジターゲーム。
選手達の消耗は相当なものだと推測するまでも無いです。
しかも、カープとの対戦も連勝して星を五分に戻して勢いが出てきた所で台風により水入り。
決して勢いで押し切ったわけでは無いです。
そもそも、ベイスターズはカープにとってはシーズンで唯一負け越したチームなわけです。
そこに対してカープは何の対策もしていなかったんじゃないかと。
(まあ、怪我人が多くて決してベストメンバーでは無い不運もありますが。)
そもそも、両リーグ共にCS制度になった2007年以降、殆どの年で1位のチームが『順当に』勝ち上がっているわけです。
(セは2位2回と今年のベイスターズ、パは下克上のマリーンズ1回きり!)
『今年のベイスターズ凄かったね』じゃいけないのでしょうか?
もし、日本シリーズで圧倒的大差で4タテ喰らった日には文句を言われても仕方無いとは思いますが(初戦見てヤバいと思ったけど…)、日本シリーズの戦いぶりに関しては立派にセの代表チームとして渡り合ったと思います。
しかし、雌雄を決した第6戦を見てもチャンピオンとの差を感じましたね。
8回の失点が無ければ、宮崎の送球がそれていなければ、梶谷のバックホームが不運なバウンドしなければ…。
第5戦、明石のエラーでホークスが落としたように、やはりミスした方が負ける世界です。
しかし、このギリギリの緊張感の中での戦いは選手達に取っては大きな財産になったと思います。
来シーズンこそはセの王者としてあの舞台に帰って来て欲しいです。
それにしても…
あの子が現世に舞い降りた年に優勝して、
あの子が旅立った年にまた日本シリーズに。
何て言ったら良いのですかね…。