さて、自己満の映画論評ブログ第2弾。
今回は【TEST10】。
小遣い欲しさに主人公の大学生グレッグが友達のロブと新薬治験のアルバイトに参加。
そこで、集められた被験者達に徐々に異変が…。
そんな感じです。
え~、こういう隔離された集団を実験して事件が起こる…と言うようなサスペンスはよくあるんですが、今回は新薬が良からぬ方向に効果を発揮してしまい事件になります。
…ヒネリが無いんかい。
ちなみにタイトルの10も10人の被験者がいると言う事で。
…ヒネリがな(ry
とある事件で他の被験者のキズが瞬く間に治って行くのを目の当たりにしたグレッグ。
秘密を暴こうと研究室に忍び込むも見つかってしまい、自分の体で新薬の効果を証明しようとするも効果が表れず。
そう、グレッグだけプラセボ(偽薬)被験者だったわけです。
まあ、主人公だからね。
そんなこんなで、新薬の効果の説明を受けるわけですが…。
・新薬は細胞の再生スピードを驚異的に上げる
・その代わり、不快感を失ってしまう
細かい説明は劇中で(笑
不快感を失い、食欲、性欲等、生きる為(種の保存的な意味合いで)に必要な欲が増進されるわけです。
で、被験者全員の前で説明させるも、新薬の効果に被験者は既に虜に。
そんなこんなで被験者の異常を感じ、新薬の末路を憂いた研究医が実験を中止し施設を爆破しようとするも、停電を合図に被験者が暴走。
ここからゾンビ映画になります(笑
いや、死んでないけどさ…って言うか新薬のせいで死ねないし。
被験者の暴走は留まる事を知らず、施設側の人間ほぼ全員殺されてしまうも、グレッグは唯一生き残った研究医と共に施設から逃げるが、ロブの為に施設に戻る事に。
なんやかんや爆破寸前でロブを連れ戻して脱出に成功。明け方ヒッチハイクで車を拾うと運転していたのは殺されたハズの研究医。
あ、それ書いてないや(笑
施設に戻った時に、爆破に来た製薬会社お偉いさんとその部下にクビを絞められちゃうんですよ。
で、この研究医が例の新薬を使っていた…と言うオチでね。
途中までは良いとは思うんですが、最後ゾンビまがいのにする必要があったのかとも感じます。
余談ですが、結末を知ってからもう一度見ると、被験者の変わり行く様がハッキリ分かるのが良いですね。
採点…☆☆☆★★
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