☆3-B前廊下


教頭&校長「小暮――――――――――!!!!」

入学式後、学校中に響き渡る教頭&校長の声・・・。

みしる「うっわ、きた」

きゅみ「あはは。みしる頑張れぇー」

追いかけっこのはじまりはじまり・・・。


☆仙華


蓮音「へぇー・・・ところでフェイトさん学校は?」

フェイト「・・・途中抜けだ」

蓮音「あはは・・・はい、お待たせ。ケーキセットだよ~」

フェイト「あぁ・・・来たか・・・」

蓮音「メール?・・・ってそれ冥海竜さんのじゃ?」

フェイト「・・・・・・借りてる」

蓮音「なるほど・・・誰とメールしてるんですか?」

フェイト「・・・ちょこだ」

蓮音「ちょこさんですか。朱雀組が所属してる事務所の社長姫の」

フェイト「あぁ」


「こんにちわぁ」


急に可愛らしい男の子の声が聞こえる

蓮音「おー、茂君いらっしゃい。フェイトさん、みしるさんの弟の茂君です」

みしるの弟、という言葉にフェイトは思いっきり顔をしかめる

フェイト「みしるは一人っ子だろう・・・?」

蓮音「そうですね、えっと・・・この子みしるさんのお父様の隠し子的な」

いつも冷静なフェイトがコーヒーを盛大に吹いた

蓮音「なっ・・・大丈夫ですか!?」

フェイト「ぐっ・・・大丈夫だ・・・隠し子とはどう言う意味だ・・・」


蓮音曰く。

どうやらみしるの父はBLの世界に目覚めたらしく奥様、つまりみしるの母と離婚。

みしるは父の方に。みしる父は恋人(男)を家に呼んだ。

そしてついてきたのがみしる父の恋人とその恋人の前の奥様の子供である茂君だ。


フェイト「クックッ・・・おもしれ」

蓮音「礼儀はいいほうですよ。幼稚園児ですけど。茂君、フェイトさんだよ」

茂「小暮茂でぇす。ふぇいとさんよろしくおねがいします」

フェイト「あぁ・・・よろしく・・・」

茂「僕、自分の名前を漢字で書けるんです」

フェイト「クッ・・・それは・・・すごい、な・・・」

茂「蓮音ちゃん、いつものはちみつ!あと紙とペン貸してください」

蓮音「そこにあるよ、はちみつとってくるね」

フェイト「・・・書いてくれるのか」

茂「うん!ちょっと待ってください・・・」

フェイト「・・・・・・・・・」

蓮音「茂君、はちみつここ置くね」

茂「ありがとうございます・・・できた、はい」

フェイト「どれ・・・・・・・・・」

蓮音「んー?」

フェイトと蓮音は小さい紙にでかでかと書かれた字を読んだ。


小墓茂


フェイト「こばか、しげる・・・」

蓮音「・・・・・・・・っ(涙目)」

フェイトは言葉を失い

蓮音は吹き出しそうなのを必死にこらえて涙目になっている

そんな2人をよそに茂は金を置いてはちみつを抱きしめて店を出ていった。