昨夜の
月の美しさなど
すぐに忘れて
出勤の準備に
追われている朝
あれだけ腹を
抱えて笑ったTVの
バラエティー番組
満員電車の中では
思い出せない
いつものように
いつもの道を
会社迄の道程
足早に通り過ぎる
朝日を浴びて
街の喧騒を抜けて
当たり前の日常が
始まる毎日を繰り返す
信号待ち 立ち止まり
ふと 足元を見ると
帰る場所のない老婆が
ありったけの荷物を
地面に広げて
座り込んでいる
どこに視点を
合わせているのか
わからない
虚ろな瞳
曲がった腰を丸めて
路上にポツンと佇む
その姿に目を奪われる
周りの景色とは
全く不釣り合いな
その姿にハッとする
彩られた都会の中で
そこだけ異空間に
紛れ込んだ様な
異質な色をしている
この人の生い立ちも
人生も
知りたい訳じゃ無い
けれど
黙して佇むその姿が
気になって…
変わる信号
我に返り歩き出す
午後には
仕事に追われて
朝 見かけた
老婆の事など
忘れている
あれは、己の未来
あれは、己の未来
いつもの道を歩いて
いつもの仕事につく
未来など考えられず
今の生活を守るのに
精一杯だから
他人への心の慟哭など
無駄な詮索だと
ましてや、
老婆を救いたいなど…
格好つけた
偽善者ぶった
思い上がりだと…
芽生えた葛藤は
自分を試している
1つだけ言えるのは
オマエも老いるのだと
避けられない現実は
静かに迫ってくる
あれは、己の未来
あれは、己の未来
月の美しさなど
すぐに忘れて
出勤の準備に
追われている朝
あれだけ腹を
抱えて笑ったTVの
バラエティー番組
満員電車の中では
思い出せない
いつものように
いつもの道を
会社迄の道程
足早に通り過ぎる
朝日を浴びて
街の喧騒を抜けて
当たり前の日常が
始まる毎日を繰り返す
信号待ち 立ち止まり
ふと 足元を見ると
帰る場所のない老婆が
ありったけの荷物を
地面に広げて
座り込んでいる
どこに視点を
合わせているのか
わからない
虚ろな瞳
曲がった腰を丸めて
路上にポツンと佇む
その姿に目を奪われる
周りの景色とは
全く不釣り合いな
その姿にハッとする
彩られた都会の中で
そこだけ異空間に
紛れ込んだ様な
異質な色をしている
この人の生い立ちも
人生も
知りたい訳じゃ無い
けれど
黙して佇むその姿が
気になって…
変わる信号
我に返り歩き出す
午後には
仕事に追われて
朝 見かけた
老婆の事など
忘れている
あれは、己の未来
あれは、己の未来
いつもの道を歩いて
いつもの仕事につく
未来など考えられず
今の生活を守るのに
精一杯だから
他人への心の慟哭など
無駄な詮索だと
ましてや、
老婆を救いたいなど…
格好つけた
偽善者ぶった
思い上がりだと…
芽生えた葛藤は
自分を試している
1つだけ言えるのは
オマエも老いるのだと
避けられない現実は
静かに迫ってくる
あれは、己の未来
あれは、己の未来