インターナショナル・イカ タコ問題 | アブダビってどこでしたっけ

アブダビってどこでしたっけ

アラブ首長国連邦(UEA)の首都、アブダビ。
夫の仕事の都合でアブダビ暮らしすることになりました。

みえこさんが帰国してしまい、寂しい。


そのあとの部屋を引き継いだのは、今週からマルタに来た ちかちゃん。

元同僚のあやたんに雰囲気が似てて、好感度大。

やっぱりいい子で、さっそく仲良しです☆


で、本日の議題。

イカ と タコ について。




たまに、みんなリビングに勢ぞろいする日があって、そんな時は夕飯をそれぞれ食べ終わっても、おしゃべりをしている。


で、話の流れで、キューヨンが、

「英語でなんていうのかわかんない! とっても オグラデルダ~!!」という。

一同 「 オグラデルダー?!」


たこみたいに、ロマンチックすぎてもはや吐きそうな時の表現らしい。


で、ちかちゃんとわたしで、「"キュン死に"のネガティブバージョンじゃない?」

「きゅんきゅん、これフィーリングね、で、オールモスト ダイ。でもポジティブミーニングね。」

こういう時は日本語では「キュン死に」と言うんだよ と説明(笑)。


※キュン死にといえば有川浩だなぁ、あぁ本読みたくなってきた!! ←脱線。



で、ちかちゃんが、イカを英語で言いたくて、スク・・・?と詰まる。


ダニエラ(コロンビア) 「・・?」


まりえ 「カラマリ、カラマリ」


ダニエラ 「あー、squid ね」


まりえ・ちか「そう!スクイッド!スクイッド!」


キューヨン 「カラマリって、まりえスペイン語知ってるの?」(ダニエラがカラマリで理解したため)


まりえ「いや、イタリア語だと思う」(イタリアンレストランでカラマリの表記頻度が高いため覚えた)


そこでエイリン。

「ちょっと!! みんな私が子供のころから信じてたことをぶち壊してるよ。。。スクイッドもオクトパスでしょ?」


一同 「は?!」


エイリンが、イカ も タコ だと言い張る。


みんな一斉に、「いやいやいや」「タコは8本足で、イカは三角で足が、、、」と説明し始めると、エイリンが必死にスウェーデン語でオクトパス、フライ、で画像検索。


すると、検索結果にイカリングフライが登場。


一同 「いやいや、これ イカだから。」


エイリン 「いや、だって タコで検索したもん!!この丸いの(イカリングフライ)、タコの足だもん」





一同 「いやいや、タコの足は空洞じゃないから!!」「イカリング、イカの胴体だから」


みんなそれぞれ、イカ やら タコ やらを画像検索し、これがイカで これが タコだ と言い張る。


エイリン 「そんなことない!スウェーデン語では一緒だ」


すると、キューヨンが、小さいタコを指して 「これは チュクミ だ!」と、違う論争が勃発。

チュクミの語感がかわいらしくて、みんなで「チュクミ!」「チュクミ!」と連呼しまくる。


キューヨンの説明(かつ私の理解) によると、韓国語では、たこは 大・中・小 で名前が違うらしい。

(日本語でも、生物学的に、とかで名称はきっといろいろ違うのでしょうが)



ちなみに、「韓国では ugly な人に タコ と言うことがある」 そうで、「日本でも stupid な人に タコ ということがあるよ」と情報交換。


タコ、かわいそうである。



結論。


スウェーデン語から英語に直訳すると、タコ も イカ も "インクフィッシュ"になるらしく、"オクトパス"をスウェーデン語に翻訳すると、まさかの "8本足のインクフィッシュ" の結果。

タコ も イカ も 一緒でよい文化の国の子から、タコの大きさで 名前が違ってくる国の子まで、言葉っておもしろいなぁ、と思った夜でした。


何より、こうして盛り上がれるフラットメイトがいることが 嬉しい。


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