〖 0 愚者  〗

 

無

 

ひとつの世界が完結し

つぎが始まるまでの控えの時間

 

今までの経験は必要ありません

今までの価値観は必要ありません

なぜならそれらはきれいに本棚に整理されたからです

あなたは次の章へ向かいます

いまあるのは そこへ向かう前の時間です

 

終わって始まる間にある 無

全てを含んだ 無

 

例えばそれは 地中に植わっている種

可能性のみある種

 

そこになにかあるのかと無理な意味づけをして

判断しようとしているのはあなた

まだ無だよ 何もない

 

 

もしかしてスケジュール帳がびっしり埋まっていないと不安なタイプ?

なら なおさらこの何もない時間はあなたにとって必要な時間なんだ

 

一日の中に空白の時間をつくる

判断をしない時間をつくる

赴くままに出かける

これでいいのだ~と太陽にあたる

 

何も考えずにやりたいことを今やる

自分の欲求にシンプルに応じてみる

次の魔術師のスタートラインに近づく期間


 

 

現実的にそんな時間はないって?

子育て中とか介護があるとか

現実的に自分の時間が取れない方もいらっしゃるでしょうね

そういう時期は無理しないで

 

だけど

隙間の5分間 いや3分でもいい

ひとりになれる場所にいって

 

ゆっくり深呼吸を繰り返して

その自分の呼吸をじっくり感じ続ける

 

その間は 無だ

 

騙されたと思ってやってみて

自分の中で何かが変わっていくよ

 

少しでも余裕ができると

見えてくるものが違ってくるよ