リトラル 1-1 | moon2tさんのブログ
人物
ウィルフリード 空想癖のある(?)若者
イスマイル 父
ジャンヌ 母
ギロムラン アーサー王の騎士(空想)
親戚たち





名前の知らない者どうし一夜限りの一夜をともにしていた真夜中3時。電話が響き、見知らぬ父親がなくなったという知らせ。突然の知らせに戸惑い、判事さんのもとに救いを求めかけつける。
「名乗る必要があるなら、始めましょう。僕の名はウィルフリード!」
突然、私たちは知る。彼の名を。ウィルフリード。ここから舞台という旅が始まる。

これってさ。名前も存在も何もない、何でもない、誰でもありえる人が何かを存在を探す旅の物語なのかなぁ。だから存在を示すために名を名乗って舞台が始まる。

「アクションっ!」
自分が窮状を語っているとそこに突如、撮影隊が現れる。撮影隊はセッテングやライティングやシーンを指示する。
どうやら彼ら撮影隊はウィルフリードの妄想。ウィルフリードはこの妄想の撮影隊の指示のもと行動をしている?
そして救世主。騎士ギロムラン。彼も孤独な男の妄想が生んだ友であり、ウィルフリードの正義。孤独な子ども時代の作り出した最強のヒーロー。
自分ではない誰かに指示され、道を作ってもらい人生を歩む。空想と現実の旅人。

「この妄想はどこから来ているのだろう?」
彼は自問する。
妄想は回答する。
「俺は存在しない。だけどお前だって存在していると言えるのか?未来の自分を考えろ!人生に立ちはだかる壁をぶち壊すために。」
自問する。
「遠く離れたところへ逃げ出せたら。でも逃げ道もない。」


そして否応なしに現実に向き合うことになる。
あん置所で初めて遭った自分とよく似た男。
いたいと共に渡された赤いスーツケース。
どこにまいそうすればいいのか?手続きは?
幼い頃から面倒をいっさい引き受け育ててくれた親戚に彼は助けを求める。彼を産んでなくなった母親の隣りに父親をもう一度一緒にしてあげたいと。
しかし親戚一族の烈火の如く猛反対。特にエミール叔父さんの激しい怒りに触れる。

「お前の父親がお前の母親をころした」
「産むには身体が弱かった」
「おろすべきだった。何も問題はないと信じこませた。」
「お前を捨てて世界旅行に出た。俺たちがお前の面倒を見ている時、時々絵はがきを寄越しただけ。」
「いつからひがいしゃと一緒にまいそうするようになったんだ?」

ひつぎを前にして、今まで聞いたことのなかった怒り。

でもこれって、父親だけにじゃなくてお前が生きてここにいるべきじゃない!って存在を否定されているよね。
言葉って無意識の言葉の暴力。
きっと姉さんの息子を愛情を込めて育ててきたハズなのに。深層で無意識に、この子が生まれて来なければ姉さんがいるハズだったと思っている心が悲しい。



親戚の喧騒のなか、
「ウィルフリード」
突然、父親の声がする。

「父さん?夢じゃないよね?」
「あいつらが背中を向けたら走って逃げるんだ。」

「でも父さんはしんでいるんだよ」
「お前は悪い方に考えるんだな」
「じゃあしんでないの?」
「問題か?背中を見せたぞ!逃げるぞ!」


うーん。健ちゃんしんでるのにかっこいい!


こうして2人は、息子は父親と再会し、赤いスーツケースの中のたくさんの出されなかった手紙と真実と妄想の旅に出ることになる。
父親と母親の軌跡。そしてその息子の軌跡。長い長い旅の軌跡。





ねぇ?
このブログの書き方間違っているよね?
どうしたらもっとサクサク書けるんだろう。
またもやこんな書き方なので、一旦中断。