師走になり、忙しい時期が訪れてきました。

前年と仕事量を比較すると3倍強、色々な人に助けられて今を向かえたことに感謝する日々を過ごしています。

そんな中、先週、システム障害が発生し、障害復旧後のリカバリに奔走しております。もう、毎日時間が足りません...。朝から晩まリカバリが続々と押し寄せてきます。
優先度付けをしながら、作業漏れがないかドキドキしながら、集中力を切らさずに頑張る。兎に角、頑張る...。


そんな日々を過ごしていたので、ブログを数日お休み頂いておりました。

まだ状況は改善されておりませんが、今日は真友のブログを読ませて頂き、どうしても書きたいと思いました。

僕は、がん患者でもありましたが、同時に慢性疾患もあり、がんの告知を受けてから、初めて自分の病気の患者会に所属させて頂きました。

その患者会の中の交流会に、前回、今回ともに参加させて頂き、自分の状態について話しをさせて頂きました。

前回は、自分と患者会の皆さんとの間で大きな温度差を感じました。

それは、慢性疾患を定期的に経過観察を行うことで、補助療法で悪化させない、また運悪くがんとなっても初期の段階で治療が行える。
患者会のほぼ全員が、がん患者ではない。

その中に、異端児の僕が登場し、皆さんにがんの恐怖の根を植え付けてしまった感がありました。
皆さんが交流会が終わった後に、かけて頂いた優しい言葉。去年の僕の胸には刺さることはなく、感じたのは孤独感でした。

この1年、自分が所属する患者会以外に積極的に参加をさせて頂きました。
そこで感じること、同じ課題を共有する同志達の考え方についてです。

皆、気づいています。
人間、必ずいつかは死にます。
ただ、健康だった時は、意識していなかっただけです。
健康なときと大きく違うこと、死ぬことは怖いことでは無く、自分の人生が全うできないことに恐怖を感じるのだと。

僕も、何日も何日も、一人で自分とは?について考えていたことがあります。
僕は、がんと言う大病をし、はじめて生きることの意味を考えた気がします。

周りと一緒が人生ではなく、自分が納得できるかが大切。

自分ができることは、まだまだ沢山あり、その中で納得できる人生が過ごしていければ嬉しいと思う。

何より、僕はひとりだと思った瞬間が最も辛く、疲弊した日々を過ごした。
この経験をできるだけ、僕の後に告知を受けた人には期間が短くなれることが、僕にとって最も嬉しいこと。



僕に出来ることは、

僕が発信する情報で誰かと繋がれること

では無いかと考えている。

何だか少しだけ、生意気ですね。
経過観察2ヶ月目の若輩がんサバイバーが。