実は週末に、僕らの仲間が一人、旅立ちました。

そのことを知ったのは真友からのLineから。

同じ肝臓がん仲間で、治療方法についての情報交換、病状についてブログのコメントやメッセージを通じて、やり取りをさせて頂いた。

肝臓がんは再発のリスクは物凄く高く、一度なると、ほぼ再発し、その都度、早期発見、局所療法が重要な役割をしめている。

その局所療法も肝機能が良好であることが前提となるため、肝機能が悪く対応が遅れると、腫瘍が増大し手が打てなくなり、その結果、大きく生命の危機へと繋がる。


彼は、僕より治療のみならず、肝機能を良好に保つことを心がけ、そして色々なことに取り組んでいて、本当にアスリートであった。


彼にも家族があり、そしてお子さんも、これから多感な時期を向かえられる年齢。

そんな、彼自身、まだまだ、色々、やりたかったことを残し旅立った。

そんな、アスリートな彼の後半のブログを読み返す。

彼からは病気や、補助療法の話しは少なくなり、精神論や生きざまについての記事が多いことに、振り返り気づいた。

きっと、彼自身、終末を予見していたのではと思う。

彼の人生は途中で終わったかもしれない。

しかし、彼はやれることはやりきった。

きっと、彼は今、空の上で、彼の家族の幸せを常に見守っているだろう。

そして、僕の真友も、僕もあなたのことを忘れません。

これから、あなたの意志を引き継ぎ、新しい仲間を向かえ、あなた同様に接していきます。

悲しい...。ですけど、悲しくないです。

精一杯生きた先には幸せがあると信じていますから。

ご家族の方が、僕のブログを見て、お父さんのことか気づくかは分かりません。

もし気づかれた際には、僕は言います


「あなたのお父さんは良き仲間であり、最高の生き方をされていた。」

僕も、仲間に負けぬ生き方をしていきます。