今日は少し悲しいことが、職場で起きました。結果は素晴らしい結果になりましたが。

担当内のミーティングで、仕事が順調に進まないことから、怒号が飛びました。
僕に意見を求められ、僕もイライラしてしまって、持論を説いてしまいました。
浴びせられた彼は「すいません。」と言いましたが、きっと、その場しのぎだろうな・・・。

後から振り返ると、僕は彼のサポーターになり、彼が出来なかった本当の理由を聞いてあげれば良かった・・・。

僕以外の人も思ったかもしれないが、打ち合わせが終わり、彼を別なフロアへ呼び出し二人きりで話しをしました。

当然、切り出したのは誘った僕からです。

「さっきは、ゴメン。○○君の意見も聞かずに、僕の持論を説いて。きっと、何か遅れる理由があったんだよね。僕で良ければ、話しを聞かせて欲しい。」

ここからは、マニアックな仕事の話しになるので、彼が言いたかったことを

「元々、貰った情報に誤りがあり、一から作業をやり直す必要があったため、そこも含めて対応したため、遅くなってしまった。本当にすいませんでした。」

彼は、前工程の作業者の誤りまで対応してくれ、文句ひとつ言わずに作業をしてくれていたのです。
彼は、頑張って完璧な作業をしてくれていて、実は誉めることはあっても、怒号を浴びせられることは無いのです。
強いて言えば、組織の中の一員として、報告義務がおろそかになった点は反省するべき。

僕はもう一度、彼に謝罪をしました。彼に謝罪をしたのは、二つの意味で謝罪をしました。
彼が誤りを見つけて、一から作業をやり直してくれていたことに気付けなかったことに対して、もう一つは、彼の遅れた理由を聞く、ゆとりがある職場の空気が作れなかったことです。

この後、こっそり上司と二人で、今回の件を報告し、上司から、その後の対応を一任されました。

僕はワンペの資料にまとめ、今回の件を整理し、今後の問題点の二点に対して、対策案を緊急担当内ミーティングを開催して議論し、対策まで話し合いました。

素晴らしい対策が出て安心しました。

当然、この対策が実施されれば、正当な理由があれば、怒号が飛び交うことは無くなり、彼は称賛されることとなります。

怒号を浴びせた担当者は、彼に謝罪し、彼も、今後は速やかな報告に勤めてくれることでしょう。

人と人は話し合えば、必ず妥協点や、合意点が見つかるはずです。

忙しい職場程、風通しの良い、何でも話し合える環境が大切です。

何だか、今日も素敵なことが起きて感謝をしないといけません。

僕は、まだまだ反省が必要です。