今回の記事の写真は、ベントータにあるホテル、バワ建築のクラブヴィラです。



ここは、前にスリランカに来た時に、必ずまた訪れたいと思った場所でした。




ベントータは海、川、湖など、水場に囲まれていることや、スリランカの雨季が重なると、水捌けがよくない土地の習性から、湿を抱えやすく、陰性が強い側面があります。




私はなぜこの場所に、たくさんのバワリゾートがあるのかということを考えました。




ベントータにいると、ジェフリーバワが建築という道に進んだ本質がみえてくるような気がします。








バワは建築家になる前は弁護士でした。




弁護士としての期間は長くはなく、数年で離れ、旅の後にベントータ近郊の土地を購入。



そこを自身で整備する過程の中で、本格的に建築家を目指すことになる。




現在その場所は、バワが築き上げた庭園ルヌガンガとして、宿泊サービス、庭園ツアーなどが行われており、バワ好きが訪れる場所となっています。






ルヌガンガは、長年バワが作り上げてきた庭園として、ツアーが行われるほどのものですが、この土地は元々、長く放棄されていたゴム農園でした。




美しく整備された庭園を購入したわけではなく、荒れていた土地を敢えて購入したわけです。




職を離れ、空白期における、バワの内面の投影もあったのでしょうか。




それは後に、その地を自身で手入れし、再生していく過程の中で、自身の魂における再生も共に、実現していくようにみえます。




それは、その土地を本来あるべき姿に戻すため、あるいは、そこにある本質の美しさを表現するという使命もあったのかもしれません。








風水や家相という観点になると、購入の際に土地をみて、氣の巡りが良い土地、陽当たりがよく、風通しの良い場所を選ぶことが定石と言えます。




玄関や窓など、氣の口周りの環境には配慮し、水氣を逃す工夫をしたり、湿を溜めないようにする。




吉凶で物事をはかり


忌事を決め



避けるようにする




過剰な氣は逃し


人工的に調和環境を作る





多くの人は、氣のよい場所に住みたい、運気が上がる場所を選びたいというのが心情ではないでしょうか。




また、そのような間取りにするなど、風水家相における手法もあります。







ですが、ベントータのバワ建築のホテルは、その理屈とは真逆の場所に位置していたり、氣を逃すというよりは、内包するような在り方に加え、開運と言われる風水設計とは、全く異なる形に衝撃を受けたことを思い出します。




クラブヴィラに関しては、ホテルの目の前には鉄道があり、列車が走っていく。




海に抜ける道は、水捌けが悪く、雨季は常に水溜りのようになっています。




他の地域に比べて湿度が高く、虫も多いです。




ですが、クラブヴィラの空気は、なぜか心地が良い。






土地に馴染み

同じ呼吸をしている






本来のエネルギーを変えることではなく




受け入れ 生かす





自然の移り変わりの中で、陰と湿の美しさが、ありのまま表現されているような感じがします。




それは時に、陽に転じる。








ここに居ると、張り詰めたスイッチが切れ、フラットな状態になれます。




ゆっくり本を読んだり、休んだり、自然の流れを感じたり....




ゆっくりと時は流れていきます





晴れた時は、屋根の隙間からリスが部屋に遊びにくることもあります。




土地や、そこにある自然との境界線が曖昧であることもまた、自然に還るような感覚になれるのかもしれません。










最初に宿泊した頃は、出版物の原稿の締め切りが近く、書き上げなければいけなかった時に、スランプに陥った時でした。




私は当時、職業柄なかなか自身のスイッチを切ることが難しかったです。




そんな時にスリランカへ来て、リセットすることができたことから、その後再生することができたと言えます。





時には閉鎖的になる、内に篭る、内観する、強制停止することが必要な時もあるのかもしれません。




クラブヴィラでは、書き物が捗りました。








最初にクラブヴィラに訪れた時、ルヌガンガが近かったこともあり、行きたいと思いました。





ルヌガンガは、バワが建築を始める前の空白期から晩年まで、自身が手入れをする過程で、長きを過ごした場所とも言えます。





ベントータのその土地を購入した背景には、単に土地が安かったということもあるのかもしれませんが、土地縁を結び、再生させていく間に、建築家という自身の新たな道の再生も共に果たした。




自然と共存する中で、魂の在り方を見つめ、共に呼吸をすること。




どのようにしたら、その土地を美しく表現でき、生かすことができるのかということをそこで感じること。




土地や自然と対話をして学ぶ





静と動 


破壊と再生


覚醒と統合




そういった背景がある場所だと感じたことが、行ってみたくなった衝動かもしれません。









さて、そのルヌガンガですが、前回スリランカに行った時に、宿泊予約をしていました。




その時は、出国する前から雷の被害に遭うことが多く、スリランカへ行った後も、最初のホテルで落雷騒動があり、その後ルヌガンガが落雷の被害を受けたことから、宿泊はキャンセルとなったのです。




そして、今回の再訪では、ガーデンツアーに参加する予定でした。




しかし、連日の雨の影響で、車で向かう途中に近くの川が増水。




あと少しのところまで向かったのですが、道中は大きな水溜りが多く、川の水が氾濫。



車がタイヤより上まで水没するという、自然の流れにより引き返すことになります。





数日様子を見ましたが、昼間は晴れていても、夜間に大雨が降るなど、行き道の回復が望めなさそうなことから、今回もルヌガンガへ行くことは叶いませんでした。









というように、自然の流れによって行けなかったことの背景には、今のタイミングではなかったということを感じます。




また、私にとっての大きな停止時期、それに纏わる分岐点は、今ではないことも含め、もう少し今までの流れで活動させて頂こうという決心もつきました。





この課題は、大病後にフジテレビの番組出演についてお話があったことから、現状の仕事において大きな手放しをするかもしれないというところから始まっています。




その時の話は、自然の流れによってリセットされているのですが、それにも意味はありました。






今回のリトリートを通して、気づくという時間になったことや、本当の意味で休むという時間になったことで、内面に向き合うことができたと言えます。





スリランカには、また行くことになりそうだということも含めて、自分の中の扉が開いた滞在時間になったこと...




すべての人に感謝。








ベントータ付近は



立ち止まりたい時


スランプになっている時


リセットしたい時





より深く内観し、自分の内側と本質がみえる場所かもしれません。





自分の外側の音をブロックしたい時


雑音を消したい時





再生していきたい時に





お勧めのリトリート地です




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スリランカといえば、アーユルヴェーダやバワ建築のリゾートホテルに宿泊するというツアーが多く、それを目的とした旅も多いです。






スリランカには、ジェフリーバワという建築家が設計したホテルが多くあります。




バワは2003年に逝去していますが、彼が残した建築における作品には、影響を受けている建築家も多いのかもしれません。




私は建築家ではありませんが、風水や家相の出張に行く際に、建築士の方と打ち合わせをすることも多く、企業案件においては必ず打ち合わせがあります。




風水師の中には、建築士の資格も持っている方もいますし、風水においては関わることが多い分野です。




旅行に行って宿泊し、ゆっくりしていると、つい間取りや外部環境をみてしまいます。

 






そのバワ建築と言われる、ジェフリーバワが設計したホテルは、風水や家相の域を越えた新たな視点、またそれらの定義を根底から覆すような原理に新たな気づきがあります。





今回の写真はすべて、ヘリタンスカンダラマというホテルの写真ですが、バワ建築の中で人気のホテルです。




シーギリヤやダンブッラ石窟寺院などの世界遺産が近くにあることことから、リトリートだけではなく、観光にもよいということもあるでしょう。




何と言っても、自然の中に溶け込むような壮大な建物は、ホテル自体が観光地と言ってもよいのかもしれません。











通路には壁や窓ガラスなどはなく、すぐ横には木々や大きな岩、猿が来ることもあります。




光、雨



すべてが身近にある







お部屋のテラスには、鳥や猿がよく遊びにきますね。




窓を開けたままにしていると、入ってきてしまうので、窓を閉めるように書かれています。





そのくらい身近に動物たちがいます。







ホテル内のカフェにも窓がないので、木々や山々が身近に感じられ、自然の氣がホテル内に巡っている。




やっぱり、そこにいるだけで...




癒されます。








カンダラマホテルには、3つのプールがありますが、それもまた開放的で圧巻です。




中央にあるインフィニティープールは、泳いでいると、カンダラマ湖とプールの境界線が不明確で、続いているように見えます。





バワ建築のすべては、この境界線というのがテーマなのでしょうか。





建物の内と外


自然と人工




境界を曖昧にするような、陰陽を統合するような設計が特徴的です。




内観、自己統合をテーマとしている人には、最適のリトリート環境だと思います。






日本では、気候、建築基準法など、様々な観点から、このような建築をそのまま再現することは難しく、スリランカの風土、精神があってこそ、再現できる環境だと言えます。









自然と融合





カンダラマホテルは、ジェフリーバワの晩年期における集大成のような作品のひとつです。





この付近は風の抜けがよく、陽氣も満ち、氣の流れがよいことから、明るい意識への変容にも繋がります。





晴れた時には、インフィニティープールからシーギリヤロックが見え、御神体のような存在になっています。




この氣の恵みは、それも背景にあるからでしょう。






朝晩の食事はバイキング形式で、豊富なフルーツやフルーツジュースが美味しく、とにかく種類が豊富で、それもまた楽しみのひとつですね♪





観光含め、リトリートとしても愉しめる




バワ建築のホテルです。




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スリランカに行くと、到着した日と最後の日はマンゴーハウスというジャパニーズゲストハウスに宿泊しています。




今回は、長期間のアーユルヴェーダプログラムを受けなかったので、マンゴーハウスには1週間の滞在です。




オーナーのカウンダさんが、日本語が話せることや、旅の相談ができること、お部屋は綺麗に清楚されていて、いつも癒される香りがします。



まるで家に帰ってきたかのような心地よさがあり、居心地がよい宿です。






宿泊しているお部屋は、それぞれ独立したコテージで、自然に囲まれたプライベート空間は、ただそこにいるだけで癒される。





スリランカは雨がよく降りますが、一日中降り続けることはあまりなく、雨上がり後の夜の空気は静寂で、翌朝の眩しい陽と氣が美しい。




リスや鳥の鳴き声に目が覚めます。





リアルなヒーリングサウンドと、浄化された空間に魂が癒され、出かけなくても、一日中自然の声と対話しているだけで、今までの疲れが取れていく...








コテージの設計は、自然が身近に感じられるようになっていて、ゆっくり過ごせるような環境の整備が行き届いています。




室内の配置も、生活がしやすいように設置されていますし、停電の際はオーナーの対応が早く、すぐに復旧しますので安心です!






スリランカは、バワ建築というリゾート施設やアーユルヴェーダの施設が有名ですが、バワの建築は自然との境界線が近いため、虫や動物が室内に入ってくることがあります。





マンゴーハウスは、誰もが快適に滞在できるよう、その辺りの配慮がされていますので、虫が苦手、清潔第一という方には、自然の中に居ながらも、快適さとのバランスがよいです。









ゆっくり過ごしている間に時間を忘れます。



雨が降り...

 雷が鳴り



浄化されていく




自然の流れを感じる








夜は蛍が見えます。




食堂は静かで、虫の声や風や

自然の音だけが静寂の中に響く...





その音の中での食事は 神聖で

音楽はいらない。





自然に囲まれ、見守られた空間は、まさに聖域にいるような感覚になるのです。









朝食は光の中で...

リスや鳥の声を聞きながら、食事を摂ります。




生命の息吹を感じる





慌ただしい日常で忘れてしまいがちな時間




自然に見守られている




今ここに生きている温かさを感じます。











夜は優しいスリランカカレー、朝はたくさんのフルーツが豊かでした。






マンゴーハウスは、空港から車で30分程度。


観光地ではないので、徒歩5分や10分圏内には飲食店がありません。






街へ出れば、飲食店もいろいろありますが、トゥクトゥクなどの交通手段を手配する必要があります。





観光中心という方は、その辺りが不便と感じるかもしれませんが、リトリートを目的としている方には、まさにベストな環境です。





観光地付近のホテルでは得られない安らぎがあります。





今回は街の方へも出かけたりしましたが、マンゴーハウスでの滞在は、何を食べたいのかより、そこで食事を摂ることの良さがあります。


 



いろいろなホテルに宿泊しましたが、そこにいるだけで満足できる、安心する、癒される場所は少ないです。





また帰りたくなる場所





リトリート旅行をしたい方の、参考になれば幸いです。





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