不睡夜 | 非常口-blog版-

不睡夜

眠らない夜、眠れない夜。
何をしても集中できず煩悶としながら布団に包まる。

眠れやしない。
脳味噌に浮かぶのは嫌な事。
楽しい事なんて浮かばない。

小さい頃の恐怖が思い出される。
幼い日の悲しみが身を包む。
若い時の絶望を刻み込む。

胃が痛く、頭が痛くなる。

一人で答えの出ない質問を繰り返す。

「生きている事に意味は?」
「自分の存在価値は?」
「善と悪って?」

脳味噌を消費するだけの行為。
答えを出す気も真剣に考えるつもりすらない。

誰かと喋りたい。
でも相手なんているわけもない。
誰かに触れたい。
でも相手なんているわけもない。

それを望んでいたのは確かに自分。
だからこの状況が悲しくても辛くても嫌だと思わない。

なぁに、人生なんてまだまだうんざりする程ながい。
我慢すればいいだけの、話。

そんな夜。